2020年03月02日

外出できない時のご自宅でのケアについて



アトピー性皮膚炎や、お子さんの敏感乾燥肌のお手入れは
毎日欠かさず行うことで悪化を予防することが大切です。



皮膚の症状と治療の関係をグラフにしてみると


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急な増悪があった場合

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強い治療でこの炎症を抑えることが推奨されています。

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そして症状がおさまった後、ここからが最も大切なところで、しかし最も軽視されることなのですが
再度悪化しないように毎日のケアを欠かさないで欲しいのです。



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そのケアは、「保湿」です。
皮膚バリアをできるだけ正常に近づけておくためには、必ず毎日手をかけてあげる必要があります。
重症アトピー肌の人がそれ以外の方と決定的に違うのは、気をつけておかないと湿疹が出てしまう、という点です。
保湿をし、刺激になる服を着ない。これらは現在のように完全にアトピーを完治させる薬がない状況では、今後もずっと必要な点です。





しかしながらこの新型コロナウイルスの流行で、病院に行けない人も多いと思います。
残念ながらアトピー性皮膚炎の処方薬はネットなどの遠隔地治療が認められておらず、お送りすることは法律で禁じられています。それでも保湿が必要な場合、市販の保湿製品をネット通販などで入手してください。





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フリー画像です。




保湿には「水分補給」「油分での蒸散予防」の二つが必要です。
つまり水分与え、その蒸発を防ぐように油分を塗る、というのが理想です。

これには例外があって、かき傷が多い方は水分がしみて痛いので、傷が治るまでは油分だけでもOKです。
また、過敏度が強い方は、油分に抵抗感がある方もいるでしょう。

そのような例外も考慮しながら、自分に合う形状の例えばムース、液体、オイル、クリーム、なんでもいいので保湿をして欲しいのです。



化粧品会社の化粧水とクリーム、でもいいです。
ベビーローション、オイル、なんでもいいですから、肌を乾かさないようにしてください。


今、この状況で、普通でも敏感なアトピー性皮膚炎の患者さんには大変強い心のストレスがかかっていることが予想されます。それでも慌てずに、この状況を乗り切りましょう。遠くからですが、心から応援しています。
頑張りましょう!!











posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:22| アトピー性皮膚炎