2020年05月21日

アトピー性皮膚炎の手症状にセラビーム。



手洗いの機会が増えて、手の症状が悪化する方が増えています。
皮膚の剥離(皮がはがれること)
亀裂(裂けること)
浸出液(汁が出ること)

など、重症の方は痒みと痛みに苦しんでおられます。



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従来、こういう症状の方には、外用剤を塗るだけでは効果が薄いので
ODT療法という、ガーゼや被覆材で覆う治療を施します。


しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で始終手を洗わねばならない状況ですので
ガーゼなどをすることは余計に不潔になりがちです。



そのため、ODT療法の効果に近づけるための他の治療法を施す必要があり
それがセラビームです。




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セラビームの308nmの紫外線は、選択的に病原部位を攻撃します。



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このように1マスの照射をし、

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その後、次のマスへと移動させます。


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出力を急に強くせずに徐々に上げながら数回の照射をします。
費用は3割負担の方で施術料が1020円です。
週に1〜2度の通院が理想的ですが


その日だけ1度照射し症状を緩和させている人もおられます。



適合する方には、私からこの治療をおすすめしていますが
医療費が上記のように加算されるのでなかなか言い出しにくいのが
現場の状況です。

手荒れは、重症化すると食中毒の原因ともなる大変危険な疾患なのですが日常酷使する手の事ですから、そう簡単に治る疾患ではないのです。


もし、ご興味がある方はぜひご本人からそのようにお伝えいただくと
ご説明をしやすくなります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。





posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 17:41| セラビーム紫外線治療