2024年01月30日
2024年01月29日
洗顔は、本当に大事。
今朝の開院前のクリニックです。
手前のカウンターは、
当院のスタッフからの説明ブースにもなっており
洗顔方法の説明やピアス設置後の消毒の説明などに
使います。
洗顔方法と洗顔料の選択は
皮膚治療の中でも最も大切な要因の一つです。
ここでつまづくと思った治療効果がでないことも多いので
よくご理解いただくようにスタッフからお話ししております。
わかりにくい時は何度でもご説明しますので
繰り返しお尋ねください。
そして、よくある誤解ですが
「洗顔が大事」とお話しすると、
「すごく強く強力に洗顔すればいい」と
思われる方がおられますが、
強すぎる洗顔方法や洗浄力は、逆に肌を痛めます。
市販されている洗顔料が
本当に今の状況に合っているのか、そこを疑うことも大切です。
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:38| にきび治療
ささやかなお祝いの会。
当院の古参スタッフのEさんの
結婚を祝して、スタッフと私達夫妻とで夕食会を開きました。
照れ屋さんで自分の話をしないEさんに、皆レポーターのように
質問攻め。
Eさんのじわっとしみでる幸せのお裾分けをいただきました。
これからだという新婚旅行の行き先を
みんなで好き勝手にアドバイスして大盛り上がり。
楽しい夜になりました。
心から、おめでとう。
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 03:44| 医療以外のつぶやき
2024年01月25日
今朝の畑は霜柱
冷え込みましたね、今朝は。
私もクリニック用の花を切りに畑に入りましたが
ザクッ
という踏み込みの感触。
霜柱です。
地中の水分が毛細管現象によって地表にしみ出して
それが柱状に凍結したものだそうです。
本当に柱です。踏むと潰れるので独特の感触があります。
寒い地方の方々、被災した方々のおつらさが身に染みるような
冷たい朝でした。
そんな極寒の畑でも春の気配はあります。
牡丹たちは古い枝だけの姿で冬を過ごすのですが
確かに生きていた証のように新芽が出てき始めました。
今年も咲いてくれることでしょう
以下は去年の写真です。
2023年03月14日「花の女王、牡丹の蕾。」からの写真
2023年04月13日「花の女王、牡丹が開花を始めました。」の写真
春よ、こい。早くこい、
ですね。
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 15:23| 医療以外のつぶやき
2024年01月24日
水曜日の当院は
当院の水曜日は時間のかかる処置や治療の予約日です。
予約に余裕のある時は通常の診療の飛び込みもお受けできるくらいに
余裕があるのですが、今日は久々に予約が重積。
朝からの私は
1番の方 特殊項目の採血
2番の方 IPLフォト治療を照射
3番の方 陥入爪手術
4番の方 ボトックス相談診察の後麻酔テープ貼付
同時進行でメディカルエステの3名の方を施術スタッフが別部屋で担当
5番の方 背部の皮膚腫瘍切除縫合
6番の方 顔面の皮膚腫瘍切除縫合
7番の方 4番の方のボトックスとヒアルロン酸注入
これを午前9時半から12時の間で行ったのですが
終了後も脳の回転が止まらない状態で
甘いもの欲しい、そして眠りたい。
というわけで午後からのお稽古も休ませていただき、夜の日本代表アジア杯に
体力を温存します。
当院とご縁のあった方々ですので、最善の治療を行なったつもりです。
ご満足いただけるといいなあと願っています。
上記の施術のうち
IPLフォトとボトックスヒアルロン酸は水曜以外でもお受けできます。
もちろんメディカルエステも。
今朝の畑から「梅が香」
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 21:23| ホクロや皮膚癌など皮膚腫瘍全般
2024年01月23日
慶事。
当院に長らく通院の方なら
もう勤続20年を超えるEさんの顔をご存知ない方は
おられないと思います。
そのEさん、この頃見かけないわ、とご心配されておられる方も
多いのではと思い、ご報告させていただくことにします。
Eさん、ご結婚されました!
そのため、ご主人の扶養控除の範囲内での勤務に変更され
週に数コマにはなりましたが勤務を続けておられます。
なんでもEさんに報告されてお帰りになるのが習慣の方も
多かったと思います。
これからもEさんの当院のトップリーダーの役目は続きますし、
またお会いできる曜日もございますのでご安心ください。
おめでとう、秀美ちゃん!!
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:41| 医療以外のつぶやき
2024年01月22日
2024年01月20日
院内写真、撮ってみました。
宣材に必要になって、昨日院内の写真を撮ってみました。
当院もこの春日町に移転して5年になり
徐々に内装も充実してきました。
先日、素敵なご婦人が、
「ここは本当に綺麗だから、ここに来る時は、少しおしゃれしてくるのよ」
とおっしゃってくださって嬉しくなりました。
私自身は、皮膚科は肌を見せるところなので、
着脱のしやすい気軽な服装で来てくださったらと思っています。
でも、内装に感じるところがあって、お洒落をして来てくださる方が
おられることも、楽しい気持ちになりました。
この画面の中にある絵についてご紹介させてください。
左端に見えるのは
栗田咲子
松とアイリス
キャンバスの上に油絵具で描かれた作品です。
軽く描いているようで、感嘆するような高度な絵です。
順番に見ていきましょう
松の背景はキャンバス地そのもので、彩色されていません。
おそらくは栗田先生、キャンバスをじっと見ていて
その微妙な生地色の濃淡を空にしたら面白いのでは
と思われたのかなあ。
この技法はしばしば日本画に用いられます。
私が思い出すのは円山応挙の雪松図屏風です。
雪の積もっている表現を、紙の地色の白を塗り残すことで表現した絵です。
栗田先生は逆に松の枝を白い絵具でけぶるように表現しながら、
松の樹肌の色目にも細心の注意を払い
のどかで懐かしい気持ちにさせる遠景を描いています。
そして手前にはアイリス。
これも日本画でも同種の杜若はしばしばモチーフになることから
松と合わせることで私たち日本人の郷愁を誘います。
そしてサラッと描かれた鉄製の野外用の椅子。
こちらから風景をゆったりと眺める気持ちに誘います。
高度ですね。さすが栗田先生です。
壁の上方にあるのは
越野潤
左から
WORKS16-7(lemon)
WORKS16-4(light blue)
WORKS16-6(ivory)
WORKS16-2(red)
アクリルのボックスに
シルクスクリーンで色を何度も何度も重ね
この繊細な透明感のある色目を生み出しています。
ぼうっと発光するような不思議な質感です。
この日本人ならではの手技の器用さは浮世絵の系譜を継ぐ作品とも言えそうです。
それなのに色は日本古来の色のセンスを超えており
世界のどこで発見されても評価される作品だと思います。
色には感情、風景、思い出、などが想起されます。
越野先生の選ぶ4色は、穏やかで清潔で理知的ですね。
越野潤先生も栗田先生と同じく京都市立芸術大学大学院卒業。
主席卒業だったとうかがっています。
奥の壁に見えるのは
サイモン・フィッツジェラルド SIMON FITZGERALD
英国人で日本に長く在住。
天台宗の修行もし、京都市立芸術大学油画専攻教授でもあります。
坐禅を日々行い、作品制作について深く意義を探り続けるサイモン先生。
その厳しいまでも真摯な姿勢で生み出される作品は
これほどピュアで新しい喜びに溢れています。
素晴らしい。
私たち夫婦が大変お世話になっているギャラリーヤマグチクンストバウの
公式サイトの中にある
サイモン先生の文章もぜひお読みください。
最後に、左の奥の壁に架けてある鏡に写っている絵
清宮亮子先生の
「室内」1958年(昭和33年)
次の写真の左にあります。
四角が重なるような構図ですが、題名の通り
テーブルと椅子と絨毯を描いたものだと理解しています。
清宮亮子様は木版画家の清宮質文先生の奥様です。
今から66年前にこれほどのモダンな作品を描かれるほど
進んだ感覚をお持ちだった亮子様ですが
この作品発表の翌年に清宮質文先生とご結婚されると
質文先生の作品制作活動を優先されてほぼ制作は中断されたように
うかがっています。
清宮質文先生の作品の中には奥様がモデルになっておられる
作品もあり、仲睦まじいご夫婦であり
誰よりも質文先生の作品の透明な世界観を理解しておられた
伴走者であったのかなあ、と思います。
今日は大寒。今から診察です。
今日もどんな患者さんがお越しになるでしょうか。
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:48| 医療以外のつぶやき
2024年01月19日
2024年01月18日
労災保険指定医療機関の登録をしました。
労災でのケガについては以前から取り扱いをしておりましたが
指定医療機関に登録しておりませんでしたので
患者さんご自身で手続きをお願いする形をとっておりました。
この度、労災保険指定医療機関の登録を完了しましたので
お知らせいたします。
今までに最も多い労災のご相談は
顔のけが、です。
次いで熱傷。
ケガは骨折のないもの
熱傷は体表面積の10パーセントまで程度の大きさのもの
深さは2度まで
を主に取り扱ってまいりました。
重症が考えられる場合は上部医療機関へご紹介をいたします。
また、最初にかかった病院から傷跡のケアについてご相談を受けることも
多いので、ご相談ください。
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 11:28| 医院からのお知らせ