2024年02月29日
金属アレルギー対応セラミックピアスのオンラインショップでの販売を開始しました。
当院のオンラインショップで
セラミック軸のピアスの販売を開始しました。
美しいケースに
京セラジュエリーの品質保証書と
専用バッグもつきますので
親しい方への贈答品としても最適です。
当院化粧品と共に当院から発送いたします。
当院スタッフたちは
金属アレルギーでもないのに、その清楚な美しさに魅了され
複数購入している人もいます。
あらゆる年齢層におすすめです。
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:13| 医院からのお知らせ
2024年02月28日
肝斑に、当院では一番効果を出せるのはアクシダーム
「アクシダーム」を当院の肝斑治療に据えてから
もう何名の方の肝斑を治してきたことでしょうか
肝斑は、「内服薬で治せる」とCMがあったこともありましたが
今はそのCMも流れていません。
実際は、そう簡単には肝斑は治せません。
内服のトラネキサム酸は美容目的の長期投与では副作用も心配で
当院では処方していませんし
私自身も、飲むことはありません。
そんな中、安全性の面でも効果の面でも
アクシダームを使った施術は、当院で効果を上げ続けています。
当院で根強い人気のアクシダームは
当院が開発した保湿、タイトニング、美白成分を
配合した専用クリームに
医療機関エステならでは強みを活かして
薬剤のトラネキサム酸を配合した
強力な導入を行う施術です。
今日は、当院関係者の一人が
が今回初めてアクシダーム施術を受けているので
写真を撮らせていただいて、その写真をもとに説明します。
まずは、お顔全体に当院のオリジナル導入クリームに
トラネキサム酸を配合したものを塗り
その上をスティックで波型を描きます。
このスティックから発せられた電流は対局板に向かい流れ
その後をすかさず、クリームを肌に軽いタッチで練り入れます。
その施術のあとは、いつものピンクジェルヒートマスクです。
施術時間は1時間を超えると思います。
費用は22000円(税別)
まずは診察にお越しください。
ちなみに、本日施術受けた当院関係者は
「1回でこんなに白くなるなんて」と喜んでおられました。
深刻な肝斑の方々は5回くらいは行っておられます。
だんだん薄まっていきますので、これくらいでいいわというところで
終了となりますが
定期的にずっとなさっておられる方もたくさんおられまして
美肌モデルさん並みにお美しくて、羨ましいです。
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 12:08| アクシダーム治療
2024年02月27日
今朝の畑から「月照」
今朝は、私の特に好きな白椿「月照」が初咲きしていました。
雨続きだったので花弁が少し傷んでいますので
ピンク色の「曙」に引き立ててもらっています。
月照は私の畑の椿の中でも一番に扱いが大変な椿さんです。
植えてから5年ほどで、まだ若い苗ということもあって
気候が適していないと咲かない年もありました。
今年は、とにかく咲いてくれた。
それだけでありがたく、感謝です。
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:23| 医療以外のつぶやき
2024年02月26日
お子様とお母様と共通の体質による皮膚炎
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 12:20| アトピー性皮膚炎
花粉症による目の周りの皮膚炎が増加しています。アトピー併発の方には紫外線療法も。
今年はスギ花粉の飛散は大変多いようです。
鼻炎だけでなく目の周りが真っ赤に腫れあがるような炎症症状の患者さんが増えています。
多くの方がアトピー性皮膚炎との併発の方ですので
その場合は、保険適応のセラビームで治療しています。
ステロイド外用剤の使用が大幅に減らせること、
跡形なく美しく治ることから
私の中で信頼度の高い治療です。
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:27| セラビーム紫外線治療
2024年02月24日
『HEART BEAT』を聴きながら
クリニックでは、思春期の、
壊れやすい器にハートが入っているような世代の子たちと
お話しさせていただくことが、しばしばあります。
年々、自分の年齢と離れれば離れるほど、
なぜかこの世代の心の大切さが身にしみて
この世代に特に大切に扱ってあげることが
その後の彼らの人生を変えるのかも
と思うようになりました。
そんな気づきの一助になればと出勤の時は、
時代に逆らわずサブスクが勧めてくれる流行歌を
進んで聴くようにしています。
今の子たちに響く言葉が、求めている言葉が
どんなものか、
歌は多くのことを教えてくれます。
今はサブスクの推してくれる曲の一つが
YOASOBI『HEART BEAT』
(リンク先の音にご注意下さい)
去年の【NHK18祭】の課題曲です。
この歌を聴いていると、少し前にあった当院での出来事を
思い出して、少し目の奥がじわっときます。
その学生さんは
お母様と一緒にピアスの設置に当院に来られました。
ピアス設置は自費診療なので、通常はピアス設置の方には
保険証を元にしたカルテは作成しないのですが
保険診療の患者さんで来られたことがある方
の場合は、以前のカルテを見てアレルギー歴などを参照します。
この学生さんも、カルテが受付から一緒に回ってきて、それを見ると
数年前に当院で
耳の中に埋もれてしまったピアスを、
局所麻酔をして摘出した記載がありました。
これは割とよくあることで、ピアスの石部分が小さすぎると
ホールの中にめり込んでしまい、今度は出てこなくなるのです。
当院はいまだに手書きカルテなので
痛々しい写真と共に、
ピアス孔を閉じることで治療も終了した記載があり
その最後に私の大きな字で
「卒業したら、ピアス開けようね!」
と書いてあるのをみて、その学生さんのことを思い出しました。
そうそう、
学校で禁じられているを友人に開孔してもらい
目立つのが困るから小さいピアスをしていて
そんなことになってしまったのでした。
いじらしい、可愛らしい学生さんで
ショックで痛くてべそかいてたので
励ましのつもりで、
卒業したら、堂々と開ければ良いじゃん!と
そう声をかけたのを思い出しました。
そう、そして、「卒業したので」、と
その学生さんが当院に来てくださったのです。
お母様と一緒に晴れ晴れとしたお顔でにこやかな学生さんの
若い綺麗な耳に、私はピアスを設置しました。
今度は「おめでとう、かわいいわ」と言葉を添えて。
これほど素直で可愛らしい学生さんの
これからの人生のいろんなページで、いろんなピアスが
その耳を美しく飾ってくれますように・・・・・・・・。
ファーストピアスのインフォメーション
初めてピアスを設置するときに用いるピアスをファーストピアスといいます。
当院ではファーストピアスは2ヶ月間外さないを推奨しています。
その間もご自身が好きなものを選べるように
たくさんのファーストピアスのご用意があります。
2024年3月14日全品揃いました
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 15:00| その他のいろんな皮膚科疾患の治療
2024年02月22日
手のかさつき、ひび割れ、くすみに
長年お顔用にご愛顧いただいているピンクジェルヒートマスクを
ハンドケアにご用意しております。
ハンドクリームだけでは実現できない保湿力が人気で
定期的に施術希望をされる方も多い人気メニューです。
施術にかかる時間は
来院から帰院まで1時間をみておいてください。
費用11000円(税込)
予約はお電話で!
0797-34-0400
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:28| ピンクジェルヒートマスク
2024年02月21日
低温やけどのシーズンになりました
低温やけどは、
カイロや湯たんぽなどで
約44度で6〜10時間、同じ部位が触れていることで
生じるヤケドです。
接している時間が長いほど、熱は皮膚深部まで
浸透します。
6時間以上の接触では熱はじわじわと脂肪層まで達することがあります。
3時間ほどで気がついた場合では真皮層くらいでとどまります。
深く達してしまった熱は皮膚を変性させますが
一気にそれが起こるのではなく、
約2週間ほどかけて症状が現れてきます。
脂肪層まで達するような重症の低温やけどの場合、
4日目までの症状としては
プリッと光沢のある水疱のことが多いです。
浅いヤケドの水疱は手で突くらいで破けますが、
低温やけどの重症の場合の水疱は硬く、
突いたくらいでは破けません。
このような水疱で来院された時には
かなり深いやけどの可能性が高く、治療に時間がかかることを
お伝えします。
その後、水疱部は時間の経過とともに様子が変わってゆき
3〜4週間で黒変します。
壊死が生じた部位です。
逆に、変色していない部位は無事だったところなので
患部の重症度が分析できて
治療の方針が立ちやすくなります。
昨今のエコブームで、年々湯たんぽの利用機会は増えているようです。
湯たんぽの正しい使い方は、就寝前の布団を温めるだけで
就寝時には布団から外すのが正しい使い方だそうです。
十分にご注意ください。
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 16:07| 湿潤治療・ケガ、やけど
欠品していたセラミックピアス、届きました!
京セラジュエリー様から、今朝到着。
ご希望の方が多くて、欠品していた
京セラジュエリー様のセカンドピアス、今日入荷です。
金属アレルギーでもピアスをしたい。
そんな場合は
*********
STEP1 非金属のピアスを耳に打ち込み、「開孔」
STEP2. 2ヶ月そのままでピアスホール「完成」
STEP3. セカンドピアス以降も非金属で
**********
でも、皆さんのお気持ちとしては
「理想ではそう言われても、
じゃあ、ちゃんとしたジュエリーはつけられないってこと?」
そんなお洒落に敏感な方のために私、探しました。
ハイジュエリーの風格たっぷりなのに非金属のピアス。
そう、今日届きました
京セラ様のセラミックを使ったピアスです。
京都に本社のある京セラ様は、
電子部品、半導体部品、通信機器、医療機器など
数多くの分野で躍進をお続けです。
そして
旧名称は「京都セラミック株式会社」とおっしゃるくらい
ファインセラミックに強いメーカーでもあります。
そしてそして私のような古い人は知っている
ジュエリー部門も「クレサンベール」ブランドと共に
お力を注いでおられます。
その両方の技術を使ったセラミック軸の本パールのピアス。
当院ではスタッフにも大好評で複数買っている人もいます。
スタッフの耳元を見て、
「それはどのサイズですか?」とサイズを決めとられる方もおられ
好評をいただいております。
最近は今金属アレルギーでなくても、将来のことを考えて
初めからこのご提案に興味を示される方も増えました。
当院には3種類の京セラ様のピアスを販売しておりますので
実際のサイズ感をぜひ当院の受付でご覧ください。
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 15:54| その他のいろんな皮膚科疾患の治療
2024年02月19日
九州の古窯巡りのお土産の花入
先週から暖かい日差しの日々が続きます。
私の畑も冬の花が終わりかけて、春の花はまだだし、という
ちょっと寂しい状況が続いています。
昨日の日曜日は、午後は日が暮れるまで畑仕事。
虫除け網付き帽子に、長手袋、膝までの長靴で
肥料をやったり、植え替えをしたり
流石に腰は痛くなるのですが、花木や土を触る喜びも大きくて
最高の休日でした。
今朝は、小さな一輪の「曙」という椿。
それに相応しい一輪挿しは唐津焼です。
この唐津をはじめ九州北部に行ったのはコロナ前で、
夫と二人、レンタカーで窯巡りをしようと旅に出ました。
まず福岡県に入り高取焼宗家に参りました。
戦国時代から江戸時代に勇名を博した武将、黒田長政公が
この地に招聘した八山を祖として今も続く宗家です。
高取焼はその後、
長政公より11歳年下の茶人大名小堀遠州の好みの茶道具を製作する
ようになり趣味性が高くなっていきます。
いわゆる遠州七窯の一つに数えられます。
現代でも茶道家元遠州流とつながりの深い窯ですので
遠州の好む「きれいさび」を表現する繊細で美しい造形が見ものです。
と、そこまでは知っていたのですが宗家の窯元を訪れて
当代の奥様にお話を伺うことができましたら
知らなかったことが多くありました。
その1 高取焼の薄さ
奥様に土造りの現場を案内していただきました。
裏山から流れる小川の流れを利用した臼で1ヶ月以上かかって微細に土を砕くこと。
その土を一旦水に溶かしてから2〜3ヶ月かけて濾すこと。
そこから出来上がる高取焼の器の、なんと薄く美しいこと。
磁器のように自由なろくろ引きが可能になるわけです。
その2 静山 先生のこと
お屋敷のお座敷に上げていただくと、
ショーケースに宗家の歴代の作品が陳列されていました。
私はその中の水指に目がとまりました。
宗家11代高取静山先生の作品だと教えられました。
当代のご祖母様にあたられる、という説明を受け
「有名だったので、今でも祖母のファンが東京からも来られるのです」
私は不勉強でしたので、帰宅して、すぐに静山先生の著書を購入しました。
「炎は海を越えて―高取焼再興奮闘記 (1977年)」
なんというドラマチックな人生!なんという女傑!痛快なその生き様に驚きました。
このお話が埋もれては勿体無い。ぜひ、広くお読みいただきたい名作だと思います。
宗家は私たちが行った前年に水害で被災して立ち直ったところだったのですが
昨年も強い水害に遭われた模様で心配しております。
どうか1日も早く、平穏な日々が戻りますように祈っております。
次は佐賀県に入り、有田へ。
絵付けの美しい磁器で知られる有田では
「今泉今右衛門窯」
「源右衛門窯」
「深川製磁」
を巡りました。
私は有田焼が好きで
手描きの染め付けや絵付けのものを見ると集めてしまい
日常に使っています。
最近は日常使いできるようなお値段の手描きものが少なくなり寂しいのですが
この旅では昔ながらの有田焼専門商店で
昔の作品で売れずに残っていた手描きのものが
手に入りました。
名もなき職人さんの美しい筆のものでした。
今でもこれを使うたびにこの時の旅を懐かしんでおります。
そして最後は唐津に入りました。
唐津焼の中心は、中里太郎衛門窯になると思います。
代々の作品は高い評価を受け、
その親族も唐津焼を支えるご自身の窯製作を行なっておられます。
中里太郎衛門窯の前を「お茶わん窯通り」というそうですが
少し南下したところに、やはり親族の窯があります。
唐津あや窯 の中里文子先生の工房で、
工房の中庭の向こうには茶室も設られており
文子先生は裏千家茶道の正教授、とのことで納得です。
発掘された古唐津の破片の博物スペースもあり
私には唐津で一番見所の多い工房でした。
そこで求めたのが、この花入です。
今朝、久しぶりに花をいけ
唐津の思い出が蘇ります。
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 15:37| 医療以外のつぶやき