
ケガで、足の爪の下に血が貯留する「爪下血腫」のご相談が
相次いでありました。
春のアクティブな気候と関係があるのかもしれませんね。
爪下血腫について、原因と治療をお話します。
爪下血腫(そうかけっしゅ)は
爪の下に

血が貯留している状態(血腫)です。
あまり痛くなく黒くなっていることで気づく場合と、
痛みで我慢できずに気づく場合があります。

痛みに気づきにくいパターンは、
長く歩行した時や登山で、
靴の圧で爪が押される場合に多いようです。

激痛があるのは、上から重いものを落とした時に多いようです。

そのような圧で、爪の下に出血が生じます。

その血溜まりを血腫と言いますが、それによって
爪はぷかぷか浮いたようになります。

治療は
痛みが強くない場合は、生え替わりを待ちます。
下から新しい爪が生えてくると

黒い爪は追い出されるように入れ替わります。
完全に入れ替わるのに6ヶ月から1年かかります。

痛い場合は、爪の下に多量の血液が出口を求めて貯留している状態なので
針などで穴を開けて、

血を出します。

その場で痛みが軽減するので、喜んでいただいております。