2015年04月04日

シミの種類別の治療/肝斑の場合。その1




肝斑。





肝斑芦屋柿本.jpg





当院では、
まずトラネキサム酸やビタミC、ハイチオールを処方します。



IMG_0847.JPG





しかし、
ずーっと処方してきて、感じるのですが、トラネキサム酸を内服するだけで
全員の肝斑が治るとまでは、言い切れないなあ、と・・・・。



ただ、濃くならないように、ちょっとでも薄くなりますように、と
処方しています。
実際、効果のある人もおられますから、基本の治療です。






ここで、肝斑の原因について、考えてみましょう。

あらためて肝斑です。

肝斑芦屋柿本.jpg




圧倒的に女性に多い疾患なので、女性ホルモンの影響か、
などと言われていた時期もあったのですが、

近年は、


摩擦で黒ずんでいるだけでは?


という説が有力です。私も同意見です。








というのも、下の写真をごらんください。
私が加工したものですが、
気持ち悪くならないように顔面の左の目や頬骨の周辺だけにしました。



よく、肝斑の生じる位置を頭蓋骨上に黒く示しています。

肝斑模式芦屋柿本.jpg

加工前の写真と並べてみますね。
骨のみ芦屋柿本.jpg肝斑模式芦屋柿本.jpg








肝斑が生じる位置は、頬骨の位置に一致することが、おわかりになると思います。


眼窩模式芦屋柿本.jpg



この部分は皮下脂肪がほとんどなく、外からの摩擦の影響を
簡単に受けてしまう場所です。




別の例でお話しすると、



正座をする人の足の甲、
肘をつく癖のある人の肘の骨の部分

黒ずみますよね。

みんな、皮下脂肪が少なく、すぐ下が骨。

外からの圧迫や摩擦で、皮膚が骨と擦れ合って
黒くなるのです。



次回は当院で行っている治療についてお話しします。















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 13:20| アクシダーム治療