2015年04月07日

シミの種類別の治療/肝斑の場合。その3





前回の続きです。

肝斑治療の切り札、
アクシダームについてお話ししましょう。



これがアクシダームの本体です。

アクシダーム芦屋柿本.jpg



スマートな外観。イタリア製です。






当院が使用を開始してからしばらくたって、
お隣の国、モナコ公国の学会会場で、アクシダームの展示販売を発見しました。




アクシダーム会場.jpg








その時にもらってきたパンフレットがこれ
IMG_1284.JPG



「No-needle mesotherapy」と書いてありますね。


そう、アクシダームは「針のないメソセラピー」。
世界に広がる治療なのです。






ではアクシダームの機序を説明しましょう。



まず、スティック状の先端部で肌を撫でます。

そうすることで、効果を与える薬剤が
肌を通過しやすいようなチャンネルが開かれます。

アクシ針模式.jpg




実際のお顔の写真がこちら

アクシ写真.jpg



よくご覧ください、スティックがチャンネルを開けていく様子です。

アクシ写真描写.jpgアクシ写真.jpg



この時に使用する薬液ですが、
アクシダームの会社が用意している専用美白剤もあるのですが、

せっかくなので、専用に美白クリームを作っちゃいました。
これが、効きます。

IMG_0901.jpg





そうして開けておいたチャンネルに、今度はローラーで
成分を深く送り込みます。

アクシローラー模式.jpg

アクシ先端.jpg




イメージはこんな感じ。
美白だけでなく、引き上げ引き締め効果も出すので
なるだけ頬を高く持ち上げるように施術します。

アクシ模式図.jpg



さて、最初にあった、メソセラピーという言葉、ご存知ですか?
今では脂肪溶解と同じ意味のように使われていますが、違います。

メソセラピーは、なんらかの薬液を注射で真皮にいれていく治療の総称です。

日本では、その薬液に脂肪を分解するといわれている薬液を使うことが
多いので、メソセラピーを痩せる治療と混同している場合が多いようです。


それで、このアクシダームは、針で薬液をうたなくても、
真皮層に届けることができるので
「針のないメソセラピー」といわれています。

アクシ針模式.jpgアクシローラー模式.jpg




アクシダームのあとは、引き続き、ヒートマスク導入に進みます。



お互いの利点を引き立てあって、美白効果は高まります。
肝斑の場合、月に1回を5〜10回。
しつこかった肝斑がとれていくのがおわかりになるでしょう。


肝斑芦屋柿本.jpg




肝斑に効果が高いだけでなく、
アクシダームは、これからの季節にぴったりの治療です。



日光を浴びてから、メラニンが定着してしまう前にアクシダームを
挟んでおくと、シミに進みません。




海辺へのご旅行の後は、3日以内にお越しになることをおすすめしております。


P1040082.JPG
Amalfi




しっかり日焼けをしてこられた方々も、
1回、アクシダームをしておくと、
シミに定着させずに白肌に戻っていきます。







アクシダームの治療効果は、シミだけではありません。

色々行っても効果が薄い、顎まわりの頑固なニキビにも
5回〜10回の治療で、ニキビの新生をとめ、ニキビ跡まで
消していきます。





アクシダーム芦屋柿本.jpg





アクシダームのお話は、ひとまずここまで、です。










posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:08| アクシダーム治療