2015年11月17日

湿疹が影響する爪の変形











昨日の、手足口病の水疱が爪の変形を生じさせるお話の派生として









今日は、手荒れなどの湿疹が爪に与える影響についてお話しします。












手の爪の周囲に湿疹ができる原因は、非常に多岐にわたっていて






・アトピー性皮膚炎
・進行性指掌角皮症
・洗剤などの接触皮膚炎
・自分で甘皮をむしってしまう自傷







などなど、が、当院でも多いものになります。










さて、もう一度、爪の構造ですが、
皮下にも根っこの部分が広がっています。








手足口病の爪2.jpg









その部分を爪母(そうぼ)といい、ここで爪が作られて
上に伸びていくのです。









手足口病の爪3.jpg













その爪母の真上の皮膚に、何ヶ月も湿疹が続いてしまうと










湿疹爪1.jpg













爪母はダメージを受けてしまい、
そこから伸びる爪はガタガタに変形しまうのです。











湿疹爪2.jpg













「爪に、ガタガタの溝が入っている」

と受診される方は、必ずと言っていいほど、慢性的な湿疹を伴っています。
















まずは、その治療を行い、湿疹のない状態が数ヶ月続けば、
新しく溝のない爪が生え上がってきます。











しかし、実際には
爪母部分の湿疹を治すには、ご本人の細心の予防が必要なことが多く




困難な道のりになることがあります。








よろしければ、ご相談ください。








追加記事
2017年08月24日
爪変形のある指の湿疹の治療にもセラビーム。











posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 11:21| その他のいろんな皮膚科疾患の治療