2017年05月20日

マダニは自分で引きちぎらないで皮膚科へ。




春から秋にかけて、野山で刺される虫の中で
最も注意して欲しいのは


マダニ。



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人の肌に頭を食い込ませて数日間、吸血し続け、
満腹になったらポロリと外れていく

という恐ろしいダニです。




また、それだけでなく、病原体を媒介することでも知られており
稀に命の危険のある感染症を生じます。




肌にマダニが食いついて状態に気づいた時、普通、皆さん







「あれ、こんなところにホクロがあったかしら?」



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と思われます。





しかし、よーく見ると







マダニ2.jpg





足があることに気がつきます。がく〜(落胆した顔)






ここで慌てて引っ張ると頭が皮膚に残存するので、そのまま皮膚科へ
行ってください。





局所麻酔をして、頭ごと患部をとります。




大した手術ではありませんが、
麻酔や切開などの処置のできない皮膚科もありますから、
あらかじめお電話で確認して下さい。




当院も1〜2年に1度くらいこのマダニ摘出をしています。
こんな都会でも、結構、あるものですよ。





傷口は、自宅でのガーゼ交換で素早く治ります。



後は、テトラサイクリンを内服します。



国立感染症研究所のサイトにマダニに関する情報が
図解入りで載っています。
ぜひ、ご覧ください。

https://www.niid.go.jp/niid/ja/sfts/2287-ent/3964-madanitaisaku.html







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