2017年10月17日

眼の周りの皮膚炎・湿疹の原因




眼の周りの湿疹は、当院でも取り扱いの多いご相談の一つです。



症状と原因をあげてみましょう。






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1花粉症
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眼の粘膜に花粉がつくことでアレルギーが生じますが
眼瞼結膜だけでなく、皮膚にも炎症を生じる場合があります。
真っ赤になり、浸出液が出ることもあります。

血液検査で、どの花粉へのどの程度のアレルギーかを調べることができるので
その花粉の飛来時期にはあらかじめ内服薬で予防するといいでしょう。





2アイプチかぶれ
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一重まぶたに接着剤のような液を塗って二重に見せる化粧法があります。
先発の商品の名前がアイプチというので一般にはそれが通称となっています。

治療は、外用剤の処方です。治ったからといってアイプチを繰り返していると
慢性的な炎症のせいで皮膚が黒ずんできます。
(外用剤の副作用ではありません)




3うるしかぶれ
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ウルシ科の植物にアレルギーがある人に生じる皮膚炎は、
開眼できないほど腫れ上がるのが特徴です。

表面には浸出液も滲み出ます。
この時は、躊躇なくステロイドでの治療を選択するのが普通です。
(日常生活もままなりませんので。)
1〜3日で腫れは引き、その後は跡形も残さず治ります。




4内眼角の苔癬化
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鼻側の角の皮膚に慢性的な炎症が生じ、それが長くなると厚みが出てきます。
苔癬化という現象で、長期にわたって刺激が加わる続けた時に生じる現象です。


刺激の原因の最も多いのは化粧品や目薬のかぶれです。





しかし、見過ごされがちな原因に眼瞼下垂に伴う睫毛の刺激があります。





いわゆる奥二重という状況の場合

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丸印のところに痒みを生じることがあります。


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どうなっているかというと


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上にかぶさっている瞼を持ち上げてみると



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短い睫毛がかぶさった瞼に刺さっていたのです。



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この場合は、始終違和感や痒みが生じ、そのため掻く動作が繰り返され、
慢性炎症から苔癬化が生じてしまうのです。


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眼瞼下垂の治療は、一般には手術になります。





以上です。





目の周りの湿疹でお困りの時は、ご相談ください。





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