2018年10月13日

気難しい人であるように誤解されるシワを、どうにかする。




職業柄、人の顔を深く観察する習慣を、20年以上続けています。




ひよこのオスメスの鑑別家は、一瞬でその差を見分けることが
できるようになるそうですが、

私も、どうも一般の方々とは一瞬の分析度が違うらしいと
薄々感じています。




それを言葉に起こすと、一瞬のうちに以下のことを見ているようです。

・全体のフォルム
・経年変化の度合い(数年前のフォルムの想像)
・シミの深さ(レーザーが必要か)
・ほくろなのかシミなのか
・ちりめんジワが生じさせているくすみがあるか
・肝斑なのか
・表情筋の動き
・左右差
・水分量
・肥満度
・どこを修正すべきか、触らずにおくべきか
・その全部をお伝えして受け止めてくださる方かどうか




ベテランの皮膚科医って、こんな感じなので、
よく患者さんが
「他の医院で、一瞬しか見てもらえなかった」とこぼす場面が
あるんですが、十分、その先生もご覧になっているはずです。





さて、本題の、「気難しい人であるように誤解されるシワ」です。








例えば、こんな方。
(注・実際におられた患者さんではありません)





額3.gif





右の眉だけを上げてしまう癖のある男性で、
そのことで、何か神経質で気難しい感じがします。






右目の上の額の皮膚の下には前頭筋という筋肉があります。



名称未設定-1.gif








左右ともあるのですが、特に右だけが収縮が激しいので、
片眉だけが上がってしまいます。



額2.gif








そんな時は、右眉の上だけに、少量のボトックスを注入します。
左右の筋肉の動きを揃えるのです。






額4.gif









これだけで、落ち着いた表情、安心感を与える表情が取り戻せます。









こんなことが、私の仕事です。









posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:03| ボトックスビスタ