2018年11月17日

アトピー性皮膚炎への紫外線治療を続行していくと





アトピー性皮膚炎の中でも
特に手荒れ症状や顔面の症状に効果的なのが
ターゲット型エキシマライトセラビームによる光線療法を
当院でもよく行なっています。


ターゲット型エキシマライトセラビームは、
ステロイドの使用量を制限したい、しかし重症である患部には
評価の高い治療法です。






なぜ、顔面や手指への照射をお勧めするかには理由があります。


顔は
ステロイドの副作用である毛細血管拡張が非常に生じやすい場所なので
ステロイドをあまり使用しないで治療効果を上げる必要があるからです。




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手指は
一度塗った外用剤が、作業ですぐ取れてしまいやすく
外用剤だけでの効果を出すことが難しいからです。






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これら患部に、効果的に最適な出力で照射するためには
最初は低い出力で照射を始め、患部の様子を見て出力を
上げていく必要があります。







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回数が重なるごとに出力を上げ、
効果の出はじめた出力で、完治まで数回照射します。









よく、セラビーム照射を勧めた時に尋ねられる質問で

「ずっと照射しないとダメなのですか」


というものがあります。




当院の場合では、
セラビームに通院されている方々の多くは、従来の治療法で効果のない方。
それでも治したくて、そのためには通院も厭わない方々のようです。







では、セラビームを用いない場合はどんな治療法があるでしょうか。

アトピーがある方の、重症の顔面や手指の場合、
たどる治療法には以下のような流れが考えられます。



1  保湿剤や非ステロイドでの治療。

2  1が効かない場合、薬を強める。ステロイドの外用剤の使用開始。

3 すぐ治れば、終了。

4 しばらくして再発。12に戻る。



このようなことを繰り返しているうちに、顔面の毛細血管拡張症が発症してしまいます。

毛細血管拡張症は、皮膚の下を流れている血管が、ステロイドの副作用で太くなり
薄い皮膚を透過して血管が見えるようになる方もいれば、

皮下の流れる血流量が著しく増えて
お風呂に入るだけで真っ赤な茹で上がったような顔になる現象です。





そんな状況を解決してくれるのが、
当院におけるセラビーム治療です。
ぜひご相談ください。















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 08:56| アトピー性皮膚炎