2018年12月01日

中学生、高校生のニキビは、「難治性の疾患」です。放置しないで。








中高生のニキビ患者さんが
親御さんと受診される時のやりとりも色々です。



パターン1
 お子さんが相当気にしているが、
 親御さんはあまり気にされておらず、
 「そんなん思春期の誰でもできるものだから病院なんて大げさだと思うんですよ。放っといたらいいですよね」


パターン2
 本人は全く気にしていないが、
 親御さんが相当気にされていて
 「こんな顔でかわいそうで・・・・どうにかしてあげて!」



パターン3
 ご本人も親御さんも共に心配の温度が一緒だが
 受験があるので、通院ができない、とまず宣言される。
 「本当に忙しいので、今日は来れましたが、今後通院は無理なんです」




(すみません、激しい言葉の連続ですが、本当にこうおっしゃるご家族が多いのです。)




色々なご事情ですから私も診察室では、「そうなんですね。頑張ってみましょうね」と対応します。







しかし、本当はこれらの方々、皆さんに知っていただきたいことは

「ニキビは治療期間のかかる難しい疾患(病気という意味の言葉)である」

という事です。




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maruho べピオゲル 解説書より




どうもこの「難治性の疾患だ」という認識が薄いので
上記のようなご発言も飛び出るのかもしれません。




そして疾患だと知らないために、
エステに行ってみたり、放置したり
1回の受診で治せるだろうと楽観視したり

などという誤解が生じているようです。





現在では、医師しか使えない処方薬で保険診療で
かなりのところまで治せる時代になりました。
しかし、数ヶ月はかかりますし、
その間は症状に合わせて各段階別に処方薬を変える必要があります。




商業広告の力が強いために、このような事実を知らない人が
多いのかもしれません。

「これでニキビが治る」という化粧品や洗顔のCMの声の方が大きいからです。





ぜひ、お近くの皮膚科にかかり、現在の肌の問題点を見てもらい
ふさわしい処方を受けてください。
親御さんもぜひご一緒に受診してください。


(日頃なかなか言えない、)皮膚科医からのお願いでした。














posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:48| にきび治療