2019年10月29日

蕁麻疹、アトピーを悪化させないように自律神経のコントロールを。





自律神経って言葉を聞いたことがある方も多いと思います。

まだまだ謎の多いのが自律神経なのですが多くの病気に関わっていることは知られています。


心療内科部門の病気だけでなく、皮膚科部門では、アトピー性皮膚炎や蕁麻疹などのアレルギー疾患との関与が知られています。


自律神経は日中は交感神経、夜間は副交感神経が体を支配します。

交感神経は、動物でいうと狩の時間のようにどちらかというと体を緊張状態に置きます。

副交感神経は、休息を促し、安静睡眠や腸管の動きを導きます。



このパターンは24時間で交互に繰り返されるが理想的な人間の生活パターンです。



仕事上、どうしても夜間に働かねばならない人は、本来休息をさせたい副交感神経の働く時間が短くなります。
さらに短い睡眠で次の仕事に向かわねばなりませんが、交感神経がバリバリと働かせた脳は、休息が必要な時間にもそれほど早く切り替わりません。眠れない夜に行いがちなのは、テレビやスマホを見る行為です。



しかし、テレビやスマホのスクリーンの光源は、交感神経を刺激し、人の体はますます副交感神経が支配する時間が少なくなります。


と、偉そうなことを言いますが、私も時差のある海外サッカーの結果が気になってつい遅くまで見てしまいます。(反省)



しかしながら
もし蕁麻疹や、アトピー性皮膚炎の増悪で困っているのであれば、副交感神経の働く時間をちゃんと夜間に作ってあげてください。部屋を暗くし、穏やかな呼吸で深い睡眠を促してみてください。私の診療の経験上、少し軽快に導けると思います。




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写真は、新潟県にある巻機山の秋の様子です。

















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:15| アトピー性皮膚炎
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