2020年12月26日

ニキビの治療効果を上げるためには、外用剤は多めに、洗顔料は少なめに。




自分自身もひどいニキビ肌だった私は中学生時代から
数々の皮膚科にかかっていましたがあまり効果が上がらずにいました。

大学を卒業して大学病院の皮膚科の研修医になったとき、
「これで最高のニキビ治療を勉強できるし、完治できる。」

そうおもったものでしたが・・・・・。



今ではわかるのですが、
処方した薬が最高の最先端のものでも、
その効果を最大限に発揮するためには日常の肌の扱いが大きく
関わってくるのです。



わかりやすく言うと

「ほとんど塗っていない」
「塗っても量が少なすぎる」


という基本的なことを守っていなかったり


「一日5〜6回洗顔する」
「100回すすぎ洗顔、という美容法を守っている」

など、診察室であらかじめ聞いておかなければ
医師側にとっては想定外の美容法にはまっている方もおられます。
それらの極端な美容法がせっかくの薬の効き目に反してしまっている場合も多いのです。




それに気づいてからは、自宅での肌の取り扱い方法に目を向けるようになりました。
そうすると、治療効果が格段に上昇しました。


現在は
長くニキビ治療をしてきて、これを守ってくださると治っている人が多い
と言う、私なりの手応えのあるルールをお伝えしています。


多くの、ニキビ重症者の方の洗顔方法は、その人の肌に適していないことが
多く、特に洗顔を優しく、と言う点に関しては一番力を入れて
お話ししています。

優しく、と言うのは、すすぐ時の摩擦を極力減らすこと。
そのためには、大量の洗顔料を使ってしまっては、その分すすぎ回数も多くしなければならず
注意が必要です。


化粧品を作る立場からしても、現代の洗顔料はごく少量で汚れは落ちます。


この方法は、あくまで私が診察して、それに適していると見た患者さんに対しての指導ですので
当院と関連のない方にまでお勧めしているものではありません。






洗顔料は、「ちょびっと」で。



2mmくらい洗顔料を出します。

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これくらいの量になります。
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これに水を加え、よく泡立てる。
それ以降の方法も当院でお話ししていますが、まずこの量のイメージが大切です。




何度も繰り返しますが、この方法は
あくまで私が診察して、それに適していると見た患者さんに対しての指導ですので
当院と関連のない方にまでお勧めしているものではありません。



そして、当院の患者さんが治るための治療の一環ですので
販売ブースの美容部員の方々の指導とは違っていることも
ご了承ください。






posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:37| にきび治療