もう20年以上前になりますが
神戸新聞の医療コラムを任せていただいたときに
ニキビ治療で一番大切なのは保湿
皮膚表面を乾燥させずにぷりぷりに保つことが大切
という内容の記事を書きました。
今では当たり前になったこの理論、当時は『?』という受け止めでした。
当時のニキビのスキンケアといえば
「ニキビ肌は油ギトギトなのだから、脱脂力の強力な洗顔でガンガン洗え」
「化粧水やクリームで保湿すると余計にギトギトする」
という考えが主流でした。
しかし私自身がニキビ肌体質だったこと、そして治療の経験から
ニキビ治療に大切なのは保湿の意識、と、その当時から信じていました。
さて、その保湿ですが、
シャバシャバの化粧水だけでは十分ではありません。
また、ビタミンC入りも乾燥します。
一番避けたいのはピーリング剤入り化粧水。
ニキビ治療の人は、まずはニキビが止まってほしい、と目先の目標に気持ちが行きがちですが
最終的にはニキビのない白く(赤くない)プリプリした肌になりたいはずです。
その目標に向けた肌作りを考えて基礎化粧品を選んでほしいと思います。
まず濃厚な保湿成分入り化粧水で保湿した後、
必ずクリームも使ってほしいのです。
当院のクリームはアンチエイジング対策だけでなく、
ニキビを抑える働きも意識した成分を選んでいます。
当院の良質なクリームの油分は、硬かった肌の表面に弾力を戻し、
毛穴の出口を柔らかく変え、コメドのできにくい肌を作っていきます。
ニキビが治らない、ニキビができやすい肌を変えたい、という人ほど
選んでほしいスキンケアです。


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