2022年07月04日

顔のけがとお化粧


お顔のけがをした場合、皆さんが心配されるのが


1)今日明日からメイクができるかどうか
2)跡が残るかどうか



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1)「今日明日からメイクができるかどうか」への回答

湿潤環境にして治癒力を高めるためには閉鎖した方がいいので
治療部位は薬を塗ってガーゼやテープで覆います。
しかしその部位以外はメイク可能です。
傷部分も含めて洗顔もその日から可能です。



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2)「跡が残るかどうか」への回答
できる限り、手厚い治療をしてあげても
ケガの瞬間の傷の深さや場所によっては、しばらく跡が残る方や
瘢痕となって長く残る方もおられます。


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傷が閉じた後、すなわちガーゼが必要なくなった後で
消え切らない傷跡が気になる場合はメイクで隠してください。
傷は何年も、その方が生きている限り治り続けます。
瘢痕だったところが何年もの間に目立たなくなる場合も多いのです。
(ケロイドを除く)


その間、メイクで隠してくださるのは、全く問題ありません。



また、通常のメイクで隠れない場合は、
傷やあざを隠すためのメイクを指導してくださる施設をご紹介
しております。ご紹介状もお作りしますのでご相談ください。

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メディカルメイクアップについて









posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:50| 湿潤治療・ケガ、やけど
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