2022年08月02日

55歳以上で急激に痛みを感じやすくなる外反母趾。お若いうちから注意しましょうね。



外反母趾の不思議なところは
どんなに重症でも55歳くらいまでは、あまり痛みを感じない事です。

なぜか55歳を超えるころから激しく傷み出し、それまでの靴が履けなくなります。


では、外反母趾と靴の関係を見てみましょう。



ハイヒールだけが悪く思われがちですが、フラットシューズでも生じます。



このような自然な形の足の人が

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こんな形のフラットシューズを履こうとすると

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入るかな

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そのままでは無理ですから

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指を折り曲げて関節を歪めて押し込みます。

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若い時は、そんなに痛くないんですよね、これが。
だから、ずっと履けてしまう。



そして20年ほどすると、もう足はしっかり外反母趾で固まってしまいます。

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そしてなぜか55歳くらいから、ものすごく痛くなります。


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もうきつい靴なんて無理、になります。

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しかし、それだけで終わりません。
重症化すると杖が必要なくらい、全身のバランスを崩す原因になります。

あの時の靴選びが、と気がつくのは数十年後、ということになります。




先日、久しぶりに梅田に行きました。
若々しい20代の女性が華やかなファッションで行き交います。

その足元の多くが、スニーカーでした。
上手にカジュアルで綺麗めにおしゃれしておられます。

時代が、体に無理をかけるファッションを遠ざけているように感じました。


そうなると、中間層が心配です。
ご自分の足の骨の歪みチャックをしてみてください。






posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 12:01| 足・爪・靴に関する疾患
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