2022年12月15日

生活困窮者自立支援推進協議会の意見交換会に参席しました。



今日の午前と午後の診療の間の時間に
生活困窮者自立支援推進協議会の意見交換会に参席しました。




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会議のあった芦屋市庁舎は、芦屋川の東岸、国道43号線の北にあります。





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会議は新しく建てられた分庁舎の2階で行われました。


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今日は、委員4名ずつのグループワークが30分、
さらにメンバーをシャッフルして30分

という、いわゆる30分ハーフの形式で
意見交換を行いました。






そんな中で、みなさん、医院を受診するのが敷居が高い、
という話になりましたので当院での取り組みのお話をさせていただきました。



敷居の高い原因が医療費がいくらかかるかわからないから、という場合



私たちも、保険診療の医療費が、その日の診療でいくらになるのか、
薬も全て決まってレセプトコンピュータに入力するまで正確にはわからないので




「もしこの治療をしてこの薬を出せばいくらかかるか」を
レセコンに入力して正確に計算して、本人に伝えてから




承諾が得られたら治療を開始するようにできるんですよ。
実際何人もの患者さんにそうしています。




ですから、「幾らかかるのか知りたい」とお伝えいただける方が
診療がしやすいのです。

という話をさせていただきました。



それは、目から鱗でした、とのご意見をいただきました。





私たちは提案した治療を受けるかどうか、患者さんに委ねるしかありません。
ずーっと考えて迷っておられるその理由が、
「金額なのか」
「医師への不信感なのか」
「それ以外か」




そこを逆に知りたいので、金額ならば、早めにお伝えいただく方が
ずっと気が楽なのです・・・・・・・・・・・・・。


アトピーでも、ニキビでも保険診療のものは全て計算できますので
初診時の受付の段階でおっしゃってくださるといいかもしれませんし
診察の途中にでも
「いくらかかりますか?」とお尋ねください。
本当に大歓迎ですので。



























posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 16:20| 医療以外のつぶやき
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