2023年03月11日
半袖シーズン前の手のシミとり
半袖になる季節が近づいてきましたので、手のシミが気になっている方へ
当院での実績のある治療法をお知らせします。
手のシミの原因
手のシミの原因は、紫外線です。例えば20歳ごろに真っ黒になる程日焼けをしてしまうと
後年シミができてしまいます。
手のシミが顔のシミと違うところ
女性の場合、顔は日焼け止めやメイクで紫外線の防御をしてきておられる方がほとんどです。
しかし手の場合、長年紫外線が当たり続けているため、シミだけでなく皮膚組織も大きなダメージを
受けている場合が多く、レーザーを照射した後の色素沈着が顔の場合よりも長引くことがあります。
治療
治療についてお話をします。
当院では、皮膚の下にあるシミ成分を的確に破壊分解するQスイッチルビーレーザーで治療しています。
レーザー治療の経過
Qスイッチルビーレーザーで
照射します。
1〜2週間は軟膏塗って
絆創膏貼ります。
たくさん照射したらこんな感じです
1〜2週間でカサブタになります。
これが剥がれると、赤い色素沈着が残りますが、この赤みは時間の経過と共に消失します。
その時にはシミもなくなっています。
この赤い色素沈着を早く分解する目的で、オプションにはなりますが
ハンドピンクジェルヒートマスクもおすすめ致しております。
費用
取りたいシミの大きさによって照射数が違いますのであらかじめ見積もりをします。
半数ほどの方が、実際の治療に進まれます。
治療以外の方法
メディカルメイクアップという手法で隠すこともできると思います。
いつもご紹介している信頼のおける機関へご紹介もできます
メディカルメイクアップアソシエーション
よくある質問
Q 薬で治りませんか?
A 皮膚の奥のメラニンの増殖をこれほど衝撃的に分解できる内服薬や外用剤はありません。
Q レーザー後の色素沈着が取れるのにどれくらいの時間がかかりますか
A 過去にどれだけ日光に当たっていたかによって違いますが、6ヶ月くらいかかることもあります。
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 11:40| しみとり治療