2023年09月07日
術後のガーゼの大きさについて
母斑細胞母斑(通称ほくろ)は、
「良性腫瘍除去術」という保険診療で除去でき、
さらには確かな確定診断のために「病理検査」に出すことも
保険診療で可能です。
皆様の一番の心配事は、術後のケアです。
そこで、3つのパターンについてお話しします。
鼻の横の母斑*****************************
除去した後の創の大きさ
小さな術創ですむ場所です。
抜糸(5〜10日後)までのガーゼの大きさ
テープも小さめです。
目の横の母斑*****************************
除去した後の創の大きさ
笑い皺に馴染ませるような横向きの縫合線です。
抜糸(5〜10日後)までのガーゼの大きさ
少し動くところなので外れにくくするために少し大きめのテープ固定です。
口の下の母斑*****************************
除去した後の創の大きさ
抜糸(5〜10日後)までのガーゼの大きさ
体の中で最も複雑な動きをするお口元。
そのため固定用テープも長めに外れにくいように貼付します。
まずは診察でご相談ください。
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 16:10| 湿潤治療・ケガ、やけど