2023年10月17日

伝染するウイルス性のイボ(尋常性疣贅)の液体窒素の治療について




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液体窒素によるイボ治療の、経過についてお話しします。





ウイルスで感染するイボ、(尋常性疣贅)は
プールサイドで感染することが多いので
スイミングスクールに通学するお子さんの足の裏に
しばしば発症します。




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液体窒素で凍結する治療は、保険制度で認められたスタンダードな治療です。



綿棒につけた液体窒素で凍結します。




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凍結直後は真っ白に凍ります。




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すごく強く凍結すると、結果は早くでるのですが痛く、

痛くないように凍結すると結果は出にくくなります。


初回は、あまり強くしない方がいいのですが
イボ治療には数回の医院通院が必要なことを親御さんはご理解ください。
こども医療費助成 の対象医療です。







強く凍らせた場合
(それほど強くなくても体質的に強い反応をする人もいます)





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凍結やけどをさせる治療なので、大きな反応のあった人は
こんな血ぶくれができることがあります。




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こうなってかなり痛い時は早めに医院に連絡してください。





よく観察すると



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数週間でカサブタとなってイボごと取れます。



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反応の出にくい方や、弱めに凍結した人は
なんの反応もないので
再度凍結治療が必要です。





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最初の頃は、本人も親御さんも、どうなっているのか
なかなか治療経過がわかりづらいでの



なんでもお聞きください。
お電話での問い合わせも大丈夫ですよ。





















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 18:39| 液体窒素によるいぼ治療
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