クリニックのロゴに使っているバラのマーク

何度かこの欄で書いていますが、
日本画家の上田由紀子先生に描いていただいたものです。
この化粧品を作ったときは、このバラの色が印刷で出にくくて

何度も刷り直してもらったように記憶していまして
最後はとうとう富山にある箱印刷の老舗さんの工場まで行って
「OK」となった経緯があります。
それはもう20年以上前の話なのですが
現在、別の化粧品の企画が進んでいて、
その包装の打ち合わせの時にも
4代目くらいの担当者の方に、当時の大変さは聞いていますと
言われてしまうほどでした。
私も若くて配慮に欠けていたのと、
美しい印刷にしないと作家の上田先生に申し訳ないとの一念で
本当に、当時はご迷惑をおかけしました。

当時バラの花は、特に好きだったわけではなく、
家にもつるバラがあるくらいだったのですが
令和元年にクリニックを移転して以来、装飾用の花が大量に必要になり
篠宮バラ店さんなどから苗を買い植え始めました。
この季節になると、何百という花が咲くのですが、
プロではない悲しさで、
クリニックで飾れるような美観のバラは少なくて
苦労しています。
でも今朝の畑で見つけたこのバラは

あ、うちのマークにそっくり、と

上田先生のことや、富山の印刷会社さんのことなど
色々思い出しながら、クリニックに持ってきました。
クリニックの花の管理もちょっとコツが必要で
例えば昨日の水曜は休診にさせていただいていたので
火曜日にいけた花がどれほど元気でいるのか心配なので
枯れてしまっていた場合を考えて
多めに畑から持って行ったりします。
すると案外火曜日の花が元気で、
こんなことになります。
ちょっと too much?

もっとあるので、今日は別の洗顔ブースにも

今日は私のバラのマークのお話でした。
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