冬になってから、
「痒くて痒くて」
「夜、布団に入ると痒くなって」
「布団にダニでもいるんですかね」
「自分で見ても肌に異常はないのに痒くて」
という方々のお肌を見せていただくと
ご自身はお気づきではないのですが、肌表面の傷(いた)みが激しいのです。

最近はパジャマが肌の痒みをひどくすることも多くて
夜に痒くなる方には
部屋着のトレーナーのまま寝てしまうことはお勧めできません。

できるだけ薄い綿100パーセントの軽い軽いパジャマがお勧めです。
そして心を休ませるためにも優しい色のものを選んでください。

薄い極上の綿素材は
現代の日本では、もしかしたら昼間に着る服よりも高いかもしれません。
でも、とても有効です。

肌が触れる寝具、シーツや枕カバーも同様の素材がいいことを申し添えます。
成長の早いお子さんの場合は綿100の薄いTシャツ素材のものも
良いでしょう。

当然冬場は寒いですよね。
その場合は、
推奨順に
1位 薄めの天然ウール素材などのカーデガンを羽織る
→昔のカシミヤのカーディガンやアルパカのベストとかが最強

くたくたになった古いカシミヤも使命を帯びて活躍してくれます
10年前でしたか、ユニクロも販売してましたね。

驚くほど軽いのにとても暖かいアルパカ
2位 軽い化学繊維の前開きカーディガン
→下には襟付きのパジャマを着ることで首筋に化学繊維が当たらないように工夫してください。
↓こんな素材は、直接肌にあたると痒みの原因になるので
痒みに悩む人は着ない方が良いと思います。

「着ぐるみ」みたいで可愛いんですけども。。。。

1枚でとっても暖かいので便利ですが、直接肌には当てないように・・
最近は寝具に使う方もおられるので、痒い肌の方には要注意です。
首筋の寒さには薄い綿タオルを挟み込むのも良いでしょう。
ガーゼタオルもよろしいですよ。

どれもキーワードは「薄い天然素材の重ね着」
どうぞお試しください。