2025年01月23日

今日1月23日(木)のクリニック



おはようございます。
今朝は少し暖かい朝ですね。


本日のクリニック予約状況インフォメーションです。


メディカルエステ・イオン導入は

午前11時スタート
午後2時40分スタート
午後3時20分スタートに空席がございます。


いずれもアクシダーム、IPLフォトも可能です。

お電話でお予約ください。
電話 0797340400







私の診察予約は午前中よりも午後に空席が多くございます。
午後2時から4時ごろ、おすすめです。












今日の花は

先日、かたい蕾を持ってきていた西王母が花開いてきましたので
京都・宇治の朝日焼の花入にいけてみました。







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花を本格に考えると決まり事がいくつかあります。


椿の葉は奇数の方がいい
花は開かない蕾がいい


などなど








畑で花づくりをしていると、
そういった決まり事は知っていながら
けなげについた花芽を愛おしく思ってしまって



葉は2枚、少し開いた花をいけることになってしまいます。
お許しください。




でも畑で知ったことも多くて
椿は蕾のうちに切ってこないと、

花が開いてしまってからでは花弁が虫だらけになるので


昔の人の知恵で、あえて蕾をいけたのかなあ、と思います。




また、開いてしまった花は遠目からは綺麗ですが
近くでじっくり鑑賞するとそれほど美しいものでもなく




その昔の、千利休様と太閤殿下との逸話に納得がいくのです。


太閤・豊臣秀吉公の茶頭(さどう)を勤めていた利休様が
ご自分の庭の朝顔が美しいのです、と太閤殿下にお話ししたら


趣向好きな趣味人の太閤は見にいきたいとおっしゃった。
庭の朝顔を愛でてくつろいでから利休の茶室で茶を立てて欲しい、ということです。



しかしいざ太閤殿下が利休様の屋敷の庭につくと、朝顔は1輪も咲いていませんでした。
なんだ、と思い小間の茶室に入ると、素晴らしいただ1輪の朝顔がいけてあった


という有名な逸話が残っており



後年利休様は太閤殿下に切腹を命じられるので
このエピソードを二人の不仲へ結びつける人も多く

利休様の美意識の強さや、太閤殿下への不遜な態度の表れだとか
後世の人は論じることになるのですが




朝顔に近い芙蓉を育てている身から考えると
これらの花は美しい時間がとても短く、時間が過ぎるとみすぼらしくしおれてしまい

たくさんついた花の中で、太閤殿下が到着する時間にちょうど咲いている花って


多分、本当に1輪。


この日利休様が用意された1輪は
それは見事な1輪だったことでしょう。


それ以外を庭に残しても見苦しいものをお見せすることになりかねず・・・・



そう思うと、後世の論評とは違う
利休様の誠実なおもてなしの心を、とても感じるのでした。






































posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:41| 医院からのお知らせ
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