皮膚科医ならばみんな知っていることなのですが・・・・・
皮膚科の薬剤は美容面や皮膚保全で最強ではないのです・・・・。
なぜならば・・・・・・。
年々増大する医療費・・・・・・
国民一人当たりの
健康保険料をこれ以上増やし続けるわけにはいかないので・・・・・
しわやシミが取れるような薬を保険薬にするわけにはいかず・・・・
例えば、
ヘパリン類似物質ローションやクリーム(一般名)
(商品名はヒルドイド など)
表に表示されている効能は
正式な添付文書には
効能・効果
血栓性静脈炎(痔核を含む)、血行障害に基づく疼痛と炎
症性疾患(注射後の硬結並びに疼痛)、凍瘡、
肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防、進行性指掌角皮症、
皮脂欠乏症、外傷(打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹・血腫・
腱鞘炎・筋肉痛・関節炎、筋性斜頸(乳児期)
とあります。
この多くの効能のうち、保湿と関連があるのは
「皮脂欠乏症」や「進行性指掌角皮症、」でしょうか。
その他多くは血行促進による効果なので、
メーカーサイド、開発者サイドの思いがわかります。
皮膚の薄い顔などに何年も使用して血行が促進され続けると
副作用の危険があります。
添付文書では、副作用にも触れられています。
起こりうる副作用として以下が挙げられています。
発赤、潮紅、紫斑
いずれも毛細血管拡張の時にも起きやすい症状です。
関連記事「顔が赤い!痒い!毛細血管拡張症について」
メーカー側も、化粧品のように使用することに警告を出しています。
また
「妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の
有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用す
ること。」
という注意喚起も記載されています。
それなので、もう一度最初に戻るのですが
ドラッグストアの
普通の保湿ローションやクリームでいいのです。
決して
「クリニックには隠された高性能の保険薬があって
美容目的でドクターやスタッフは顔に塗っている」
なんてことはありません。
みなさんの情報の一つとして提供させていただきます・・・・。
