ART OSAKA 2026 が先週末に開催され
今年もご招待いただいたので、行ってまいりましたので
ささやかながら恩返し投稿を、今年もさせていただきます・・・・・
今年も2会場に分かれての開催になりました。
北加賀屋エリア
と
コングレスエリア(グラングリーン大阪)
の2カ所。
北加賀屋エリアは、ここ数年利用されている名村造船ドッグ跡
コングレスエリアは
去年まで使用していた中之島公会堂から引っ越した
グラングリーン大阪 南館 、
アクセスもよく、大変快適でした・・・
では気になった作品を上げていきますね
まずは北加賀屋エリアの作品
「ムラタカイワイーアメ村今昔」
心斎橋〜四ツ橋、アメリカ村界隈にある、
戦後創業、界隈唯一の立ち飲み屋ムラタ酒店。
そのお孫さんがムラタ酒店のビルで開業している複眼ギャラリーは
大阪アートの、最もベタな発信源かもしれません。
いくら小綺麗にアートを語る時代になっても
ここはクロダ(黒田征太郎)を産んだ土地。
そのパワーを求めて集まる人は今も後を絶ちません
複眼のオーナーとお目にかかると
そのDNAからくるエネルギーを感じ恐れ入る私です
当院に作品が展示してある栗田咲子先生の作品もありました
おふざけ感と真剣さの混じり具合が他にはない栗田作品
今回は大きな新作も・・こののどかさが魅力です
次は
国谷隆志先生とはしもとともこ先生のユニット「アンチテイル」の展示。
+1art
ネオン管が国谷先生、人形がはしもと先生の作品です。
毎年、この部屋が割り当てられた作家さんのインスタレーションを
楽しみにしているのですが
つい殺伐としがちな空間で、難しいんですよ、本当に作家泣かせ。
せっかくの暗空間ですから、国谷先生ネオン作品は映えさせて
はしもと先生のほわんとした人形が柔らかさを加味して、今の時代に漂う暗雲を消していましたね
おみくじ、結ばれてます
幸運が訪れる予感です
次は宮田彩加先生の作品。
YOD Gallery
千鮭万来
ミシンにわざとバグを作ってほころびを生じさせてその糸と
別の作品を繋ぐことで作品のテーマを語っています。
鮭の身は分解され
(消化され)
熊の生命をつなげます
(ああ、こんな世界のままだったらどんなに良かったでしょう・・・・)
小型版もあります
もうちょっと作家の遊び心が走りだして
熊がテディーベアになっちゃったバージョンもあります
ベアの造形も見事
発想と表現の両方がしなやかな、作品。
素敵ですね
このフロアではもう1品
三苫ケイト先生の
hakari contemporary
ずっと見入ってしまいました・・・・
動いている様子はこれ↓
そして名村造船所の名物、最上階の原図室の展示は、毎年の楽しみです。
「床には原寸大の船体図面を描いた際の生々しい線の跡やビスの跡が
現在も色濃く残っており、当時の途方もない作業の歴史を今に伝えています」
公式より
その床がこちら
そして今回の作品は
西本剛己先生『ノア:復活の製図室』
TEZUKAYAMA GALLERY
ノアの方舟の原寸大を模した、アート作品です。
圧巻・・・・・・・。
旧約聖書に記される創世記を題材に、名村造船所の歴史と重ね合わせた
この上質な作品を見て
強い風を受けて、今まさに大海に漕ぎ出すような気分になりました・・・・
さて
コングレスエリア(グラングリーン大阪)へ移動しました
すごい人の数なんですが、日本に、大阪にこんなに人っていたっけ・・・・
いや、昔のタイガースの優勝セールの時だってこんなにはいなかった。
じゃあ、旅行者なんだろうな・・・・・・・・。
気を取り直し、展示のフロアへ向かいます。
まず
星山耕太郎先生
AaP/roidworksgallery
鮮度がいいですね
あなたを力強く見つめる目。
絵画の世界、アニメの世界、多くの作家が目を描いてきました。
あなたを虜にする目は、どれでしょうか・・・・・
次は
浅野真一先生
Nii Fine Arts
西宮市出身!近い!!なんだか嬉しい!!!
育ってきた環境が近いと、心地よく感じとる光の強さ(緑陰を含めた)も近い気がするの
この色たち、好きだーー
長谷川潔やジョゼフ・コーネルの世界観が好きな私にとっても
プリプリと愛おしさを感じる作品群でした
上田佳奈先生
ギャラリーノマル
私のiPhoneで写しても残念ながら全容が写し取れない
美しかった・・・・・・・
技術も、センスも、いうことなし、ワールドクラスだ
最後を飾るのは、これ
バイ・モンファン白梦帆
椭圆折射 I
(AIさんの和訳 楕円屈折)
AKIINOUE
何をモチーフにするかを選ぶ。
よく見る。
落とし込む。
削り出す。
描く。
その回路の明確さを、感じさせてくれた作品でした。
以上、今年も本当に楽しかったです。
10代の人たちも多かったですよ。
梅田に来たことで敷居も下がったんじゃないでしょうか。
ぜひ皆様も来年、お出かけくださいね
そしてギャラリーの皆さま、ディレクターのM様、お世話になりました!
また、来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
