
藤袴(フジバカマ)は秋の七草のひとつです。
私は岡山の奈義町で日本原種の苗を入手して以来
葉に斑の入った外来種(上の写真)も入手して
鉢を増やしながら育てているのですが
今ひとつ、魅力に気がついていなかったのが本当のところでした。
ところが今年は、6月の気温が低かったこと、雨が多かったこと
など、いい条件がそろったのでしょうか
入手以来、初めて、この花の本当の魅力を知ることになりました。
ご存知の方もきっと多いと思います。
藤袴の本当の魅力は「香り」なのです・・・・
7月に入ってから、藤袴の鉢の横を通るたびに、なんとも言えない芳香をが
身を包むことに気がつきました・・
最初は、
他にもいろんな苗を育てているものですから、
どの苗が芳香を放つのか、わからず
藤袴の花も香ってみたのですが、そんなに匂わない・・・
そこで色々、ネットで調べて行って・・・・・
やっと今頃知りました。

藤袴は、花そのものを楽しむよりも、その葉が枯れた時に放つ
芳香が愛されてきた花だったのですね・・・・・・
平安貴族も、枯れた葉を匂い袋に忍ばせて、楽しんだようで
その様子は、多くの和歌や、源氏物語にも描かれています。
去年までは酷暑すぎて、しっとりと葉が枯れることなく
バリバリのドライな状態になっていたので
気がつかなかったのかもしれません。
これが枯れた葉です。

桜餅のような香、と表現されますが・・
クマリンという成分の香りのようです・・・・

香道の会社の中には、この藤袴を原料とするお香を作っているところもあるようです。
今日、クリニックにお越しの方、なんだか桜餅みたいな香り・・・
と思われたら、それが藤袴です。
そして、これからは、枯れた葉を摘除しないようにしますので
花器の中の葉が枯れていることがあるかもしれませんが、わざとですので・・・・
どうか、お許しくださいね・・・・・・・
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:26|
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