2015年04月01日

シミの種類別の治療/後天性真皮メラノサイトーシスの場合。




今日からはシミ別の取り方について連載します。


まずは、後天性真皮メラノサイトーシス。



後天性芦屋柿本.jpg
(イラスト制作は私です。)


当院でも取り扱いの多い疾患です。




目の下から目尻にかけて直径2ミリ前後の楕円形のシミで、
3個以上多発します。

色は茶色というよりグレー。
皮膚科医には鑑別は容易ですが、

よくあることですが、
肝斑などの他のシミと重なっていることもあり
なかなか手強いシミです。


後天性芦屋柿本.jpg





老人性色素斑と違って色素のある層がかなり深く
真皮層にあるので、この名称がついています。



ADM芦屋柿本.jpg
(イラスト制作、私。)





そこに治療が届くにはQスイッチ型のレーザーだけ。
スーパーフォト治療などのIPLは全く届きません。



ADMレーザー芦屋柿本.jpg






術後も、結構時間がかかります。
レーザーで破壊された色素が分解されて消え去るのに
長いひとは6ヶ月ほどかかります。



ADM術後芦屋柿本.jpg





よくよく、術後のお話をしないといけない疾患です。






つづく。



posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 12:17| しみとりレーザー治療

2015年03月31日

シミの種類。




今日からは「シミ」とりについてのお話です。

シミといっても、今ではみなさんよくご存知の

肝斑芦屋柿本.jpg
肝斑や(イラストは女性の顔も含め私が描いています。)




老人性芦屋柿本.jpg
輪郭のはっきりした老人性色素斑、





後天性芦屋柿本.jpg
そしてアザに分類してもよい後天性真皮メラノサイトーシス、





太田芦屋柿本.jpg
太田母斑、







そして、それら全てのミックス、という人もおられます。







IMG_0774.jpg





そのうち、Qスイッチルビーレーザーが著効するのは




老人性芦屋柿本.jpg
・老人性色素斑




後天性芦屋柿本.jpg
・後天性真皮メラノサイトーシス




太田芦屋柿本.jpg
・太田母斑

です。



太田母斑だけは、厚生労働省の取り決めで保険での治療が認可されています。
それ以外のものは、保険を使っての治療は違法です。



IMG_0774.jpg



当院がQスイッチルビーレーザーの治療を始めたのは平成9年。


日本のレーザー治療創世期の現場にいたと言えるでしょう。






その後、症例数を重ねてきてわかったことは色々あります。
レーザーをしない方がいい肌質も見分けがつくようになりました。



その話はまた続く。






posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:43| しみとりレーザー治療