2019年07月12日

アトピー性皮膚炎、アレルギーの血液検査はいつでも可能です。





アトピー性皮膚炎は、アレルギー疾患グループの一つで
皮膚の細胞のバリア機能に問題がある体質に人に
発症することが分かっています。


現在当院で行えるアレルギーの血液検査は
花粉、ハウスダスト、ダニ、カビ胞子、
犬猫のフケ、食べ物などを
39項目一緒に調べられる検査です。


費用は全国共通の保険点数で、
3割負担で、8000円程かかります。



採血の結果は1週間ほどででますので、
その間に、処方した薬の効果を確認して
検査結果を説明します。



検査が受けられる年齢は、
採血が可能な小学生中学年以上に
なります。


予約なしで行えますので、
(私が採血します。)
いつでもお越しください。




写真は、前のクリニックから春日町へ
連れてきたアンセリウム。
日当たりのいいベランダで
伸び伸び咲いています。






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posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 13:19| アトピー性皮膚炎

2019年06月25日

「きちんと知ろうアトピー性皮膚炎」のすすめ





当院で、アトピーの理解を深めるために最も便利に
活躍するのがこの冊子
「きちんと知ろうアトピー性皮膚炎」


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新薬メーカーの老舗、鳥居薬品さんの提供で作られた冊子で

内容は
アトピー性皮膚炎の皮膚の特徴
アトピー性皮膚炎の年代別の症状
アトピー性皮膚炎の薬物治療
ステロイド外用薬のあれこれ
 塗る量の目安、塗り方のポイント、
 外用剤の強さ、プロアクティブ療法とは
アトピー性皮膚炎Q and A






どれもイラスト豊富で、様々な疑問について
医療現場の経験豊富なドクターが監修して書かれています。





冊子には限りがあり、当院でも配布することができないのですが
鳥居薬品さんのホームページで一般の方でも
閲覧できます。

以下へアクセスください。
冊子全部を読むことができます。

https://www.torii.co.jp/health/oyakudati/pdf/oyakudati_5.pdf








posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:16| アトピー性皮膚炎

2019年06月06日

アトピー性皮膚炎の新しい治療デュピクセントの発売後。



アトピー性皮膚炎へ効果の高い注射剤として登場したデュピクセント。


登場以来、治験の時のデーターどおり順調に
効き目を発揮しているようです。


デュピクセントのパンフレットには、
アトピー治療の目標点を示したイラストがあります。




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・夜、ぐっすり眠れる
・ファッションを楽しむ
・温泉でのんびりする
・対人関係で積極的になる
・仕事に集中
・学業に集中
・旅行に行く



このイラストを見ると、臨床医としても
とても考えさせられます。


何年も、あるいは何十年も子供の頃からアトピーの人は
これらのことを「諦(あきら)めるのが普通」になっているのかも
しれません。



気がつけば私も、いつも患者さんに

「みなさんと同じように化繊の衣類を着ていると
 お一人だけ痒みが出ますから着ない方がいいです。」

「みなさんと同じように汗をかくと掻きむしりたくなるほど
 痒くなるので、ご注意ください」


と、つい、人とは違う制限を伝えがちです。



つい制限してた楽しみを
垣根なく体験できたら、なんて素敵でしょう。
そして、
「それを目標にしましょうよ」


と高い目標を、実現させているのがデュピクセントです。




以前は2週間に一度の通院が必要でしたが
最近、自宅で自分で注射をすることができるようになりました。



そのため旅行先や仕事が忙しい日でも
注射を継続できるようになりました。



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当院は、ご相談の窓口として、
ご本人の居住区や休める曜日によって
多くの施術病院を紹介してきました。


不思議なことですが、結構遠方から
この治療をしたいから、と相談に来られます。


時にはその場でサノフィ社の担当MRさんに電話して
その患者さんの居住区で最も取り扱いの多い病院を
尋ね、そこへ紹介状を発行しています。



もしよければ、ご相談ください。




診察のご予約は

電話: 0797340400

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兵庫県芦屋市春日町24-8ゲマインシャフト芦屋202号室
Googleマップはこちら

東隣のダイエー東芦屋店の駐車場をご利用ください。

















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:14| アトピー性皮膚炎

2019年05月13日

赤ちゃんの肌は、夏が始まる時が見極めどきです。


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秋から始まる、あかちゃんの保湿強化も、
この暑さでご自身の発汗が増え、
そろそろお母さんたちも、塗る回数を減らせる、
または終了できるシーズンがやってきました。


カサカサだった手足、胴体にしっとり湿り気が
出てきているようなら、もう安心です。




しかし、逆に、この季節になってもカサカサが強い場合は
アレルギー肌の疑いが強まります。



当院で冬に処方した薬だけでは、その場合は
治らない可能性があります。


この季節の変わり目に、お肌を見せてください。
夏へ向けてのアドバイスをしましょう。




診察のご予約は

電話: 0797340400

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電話予約.gif


兵庫県芦屋市春日町24-8ゲマインシャフト芦屋202号室
Googleマップはこちら

東隣がダイエー東芦屋店に面しています。





posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 11:41| アトピー性皮膚炎

2018年10月29日

アトピーの新薬「デュピクセント」、兵庫医大と連携をとらせていただいております。




アトピー性皮膚炎の新薬、注射治療のデュピクセント。
当院でも、数名の患者さんが興味を持たれて、
連携先の兵庫医大病院を受診されています。


そのうち何名かは、実際にデュピクセント治療を開始しました。

満足されているご意見もご本人からうかがいました。


連携の橋渡しに、
デュピクセントの製薬会社であるサノファの担当者の方が
定期的に情報提供してくださるので、安心して患者さんをお送りしています。





先日も、デュピクセントのシリンジの見本を持ってきてくださいました。



デュピクセント





将来的には、兵庫医大でのデュピクセント治療で安定した患者さんを
当院で引き継いで注射し、
問題があれば兵庫医大に再度受診していただくという
連携も、サノファの担当者の方の仲人で検討しています。







関連記事「アトピー新薬「デュピクセント皮下注」の研究発表の会に行ってきました。」







当院ではアトピー性皮膚炎の患者さんが来られたら、
まず下の表をお見せし、



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その患者さんの重症度では、これくらいの治療が適している、
というお話をします。




表の右下の光線療法は、当院も多くの患者さんへの治療例があるので
デュピクセント治療を受けるほど重症でない場合は
ナローバンド紫外線による光線療法を中心とした外用療法を
お勧めしています。






診察のご予約は


医療法人社団双樹会
皮膚科 芦屋柿本クリニック http://ashiya-kakimotoclinic.com
住所: 〒659-0025 兵庫県芦屋市浜町3−7
電話: 0797340400
無料駐車場8台あります。お電話でご確認ください。
初診予約サービスサイトもご利用下さい。https://www.489map.com/helios/A5054113/reserve

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posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:56| アトピー性皮膚炎

2018年07月23日

暗闇の中の光明なのか、新薬発売を、今までのご自身の治療を振り返る契機に。「デュピクセント皮下注」。


今日は重症のアトピー性皮膚炎の暗闇にいる人へ向けた呼びかけの記事です。
長くなります。


先日もお話しした、デュピクセント皮下注の詳細をまとめた冊子を
皆様にお配りできるように数部用意していただきました。

関連記事「アトピー新薬「デュピクセント皮下注」の研究発表の会に行ってきました。」







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治療内容を詳しく掲載していますので、
診察室でお尋ねください。









また、同じくサノファ株式会社さんから、こんな冊子も預かりました。



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アトピー治療に向き合った一人の女性のインタビュー冊子です。
表紙の女性Oさんです。







彼女は、とても健康なスポーツ好きな女性でしたが、

(以下原文ママ)
大学三年生の時にアトピーが悪化し、この頃にちょうど
「アトピーの薬は塗っていると効かなくなる。副作用で悪化する。」
という情報が世間的に流れていて、自分も薬のせいで悪くなっている
のかもしれないと治療を疑うようになりました。
そしてインターネットで調べた情報をもとに、それまで通っていた病院の治療を完全に止め、
漢方治療に切替えたのです。肌の状態はみるみる悪化し、
自分の気持ちも肌の状態に同調するように、怒り、嫉妬、自己否定、
不安、ネガティブな感情が心の中に渦巻きました。

(以上、原文ママ)






この状態の患者さんは全国の皮膚科外来で大変多くおられます。
先日の会合でも、ある大学病院の先生の発表で

「アトピー性皮膚炎で死にたくなる」と感じる患者さんが実際におられること、
そのことを医師は気づいていない場面もあること、

をお話しになっていました。






私も28年のアトピーの診療歴の中で
本やネット情報を信じて
実際の治療現場の膨大なデーターに基づくスタンダード治療を否定する患者さんを
たくさん診てきました。



私も若い頃は熱心に、患者さんの方向性に無理があることを
話していた気がします。
とてもエネルギーのいることですし、逆に恨まれたりすることも
多い、医師にとっても一番デリケートでストレスフルな場面です。




気がつくと、最近は
「また、そういう患者さんだ」と思うようになっていて、
一旦はステロイド外用や紫外線療法というスタンダード治療を持ちかけますが
激しい否定を受けると、
「スタンダード治療をしないと今後も難しいのになあ」と
思いながら、それ以上の説得は控えてしまいます。
やはりどこかに患者さんとの揉め事を避けたい気持ちが
あるのだと思います。





冊子の続きを読んで行きましょう

(以下原文ママ)
肌の状態が一向に改善しなくても、一度良いと信じたことから人はそんなに簡単に抜け出せないものです。
薬を完全に止めて、漢方治療に切り替えてから5年もの月日が立っていました。当時は事務の仕事をしていましたが、会社はやすみがちで、さらに生活の様々なことは親に頼っていました。

(以上原文ママ)




その後、彼女はお母様の勧めた病院を受診し、
スタンダードな治療で入院も経て約1ヶ月後の朝
会社へ向かう道を輝く太陽の光を浴びながら上を向いて歩いていたそうです。





さて、しかし、実は、この病院での治療も最初は彼女にとって
納得のいくものではなかったようです。
別のページでの主治医との対談で彼女は



(以下原文ママ)
(母からの紹介の)病院に来れば何か新しい治療法があると期待していたのですが、
先生が引き出しから取り出した薬は、それまでも私が使ったことのあるもので、
「もう、その治療ならやって来たの!」という想いが強く込み上げて

(以上原文ママ)


主治医ドクターは


(以下原文ママ)
初診の時、私が薬剤の説明を始めたら、
Oさんは診察の途中で帰ってしまったのは今でも記憶していますよ。
悪魔を見るような目で私を見ていましたから
(以上原文ママ)





はい、アトピーの方が陥りやすい「不信」の状況ですね。
当院でもよくあるケースです。



そこから、彼女がアトピーのことを勉強し、現代医療を信じ
入院までして改善させるまで、家族や恋人の強い説得もあったようです。



1自分の独自の方法で悪化(スタンダード治療への不信)
2社会生活に支障
3家族の説得
4考えの軟化




ここでの転機は3の熱意だったように思います。
なんせ主治医まで睨みつけるほどにこじれていたのですから。


皆さんの周りにも
熱意を持って説得してくれる人はきっといるはずですが、
心を閉ざして聞く耳を持たない状況に陥っていませんか。


自分のしたい治療法を受け入れてくれる医院を
探して行脚していませんか。


素早く直し、社会と乖離しない、それが心の状況もよくし
治療効果を高める努力(通院や自宅治療)に結びつくのではないでしょうか。


重症で会社にもいけないあなた、
あなたの病院や治療に向けている不信は、本当に正しいものでしょうか。
医師からスタンダード治療を勧められても跳ね除けていませんか?


それは、あなたという貴重な人材を損なう社会(会社)の損失であるだけでなく
あなた自身が得することもない、不毛な状況になっていませんか?




デュピクセント皮下注までは使用しなくても、
多くの患者さんの治療効果や副作用情報を集積して編み出された
スタンダード治療に、もっと信頼を持っていいのではないでしょうか。



この冊子は、待合室の本棚においております。
ご自宅でお読みになりたい方はスタッフまで。



















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 12:07| アトピー性皮膚炎

2018年07月17日

アトピー新薬「デュピクセント皮下注」の研究発表の会に行ってきました。



7月14日に神戸ホテルオークラで開催された
アトピー新薬「デュピクセント皮下注」の研究発表の会に行ってきました。



大学病院での治験も完了し、やっと発売となった「デュピクセント皮下注」。
アトピー発症に関与していることがわかっているサイトカインの
働きをブロックする効果があります。





当日発表された、患者さんサイドから見た
「優れた点」と「理解していただきたい点」を
私なりにまとめてみました。





「優れた点」


1躊躇なく社会参加ができる

 皮膚症状が大幅に改善するので「人目を気にせず」温泉に行ったりお化粧をしたり、営業に回れる。

デュピクセント皮下注
デュピクセント皮下注患者さん向け診療サポート資材より





2痒みに悩まされることがない

  痒みをほぼ消失でき、快適な1日を送れるようになる。





3通院回数を減らせる

  同等の効果を発現させるためには、
  例えば当院のセラビーム紫外線治療などは通院回数が1ヶ月に何回も必要。
  それが2週に1度程度の通院でコントロールが可能になる可能性が高い







「理解していただきたい点」


1バックアップのある病院での治療となる
  皮下注射です。
  一番多い副作用は結膜炎で、眼科との連携治療が必要です。
  また、発売以来報告はありませんが、アナフィラキシーショックを起こす可能性もあるため
  その対策の取れる施設でのみ治療ができます。

  以上のことから、当院での施術は、現時点では困難で、
  積極的に治療を進めておられる神戸大か兵庫医大へのご紹介となります。
  土曜日しか通院が不可能な方は、兵庫医大なら治療できます。
  今までの治療をまとめた診療情報提供書(紹介状)を当院で発行します。



2既存治療を行なっている人に向けての治療です。


  効果が確実で副作用の点でも最も推奨されるステロイド外用治療を
  既存治療として行なっている人に向けた治療、と明記されています。
  相当な重症なのにステロイドを使いたくない、という方には導入が困難です。



3薬価が高い

   ▽デュピクセント皮下注300mgシリンジ(デュピルマブ(遺伝子組換え)、サノフィ)
    薬価:300mg2mL1筒 8万1640円


   3割負担の方で、薬価だけで24492円、そこに再診料や施術料などが加算されます。
   2週に1度の治療になるので、治療費は膨らむかもしれません。

   医療費控除を活用することも考慮されるでしょう。


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まとめ

デュピクセントによる治療のイメージをまとめてみましょう
各大学病院での、現在治療中の患者さん、治験で数年経過を追っている患者さんの
データーから考えると、以下のことが可能なのではないでしょうか
(まだ全員がそうなるとは、症例数が少ないので断言できません)





今まで露出することなんて考えられなかった肌を出すことも
目標として実現可能です。
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人前でも物怖じすることなく対応したい、その実現が可能になるかも。
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従来治療で週に何度も通院するような重症の方だと、
デュピクセントで通院の回数は減らせると思います。
治療にかかる時間的な拘束は少なくなります。
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ただ、医療費はかかります。
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もし、デュピクセントにご興味のある方は、診察室でご相談ください。










   
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 13:59| アトピー性皮膚炎