2016年01月29日

花粉?目薬?コンタクト? 眼周囲の皮膚炎が増加する季節です。







毎年、この季節になると、眼周囲の皮膚炎のご相談がぐっと増えます。猫







原因としては

・スギ花粉など、今の時期に飛来する花粉に対するアレルギー爆弾

・点眼剤のアレルギー爆弾爆弾

・コンタクトレンズの保存液のアレルギー爆弾爆弾爆弾




そして、上記3つの合併という場合も、多いのです。台風







花粉のアレルギーはIgEを測定する血液検査で明確に判別できます。



点眼剤やコンタクトの保存液のアレルギーは、パッチテストで
これも明確に判断できます。







ただ、治療はどちらの場合も変わりません。






そのため、

「治りが悪かったら検査したい」手(パー)


と患者さんがおっしゃるケースが多いのが実情です。病院







posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 11:55| アトピー性皮膚炎

2015年12月12日

オムツ替え時に簡易ウォシュレット。





「オムツかぶれ」といって来院される赤ちゃんにも
 大きく分けて2種類の疾患があります。





その1  乾燥肌の赤ちゃん。といっても2歳くらいの人が多いかな。
     現代の紙オムツの性能が良すぎて、お尻周りの水気を吸い取られ
     カサカサに粉が吹いてしまい自分でボリボリ掻いている。台風


     
   その1の対策は

     オムツ交換時に、大量の保湿クリームを塗ってからオムツを履かせる。
     または、布おむつにしちゃう。
     そして、早期にオムツを卒業することを目指す。モータースポーツ










その2  便や尿が付く場所の、ジクジクした湿疹。乳児に多い。
     カンジダ菌の感染症を併発していることも多く、便や尿が湿疹を刺激して
     痛痒い不快感。小雨



    その2の対策は


     尿や便を、濡れティッシュなどでこすり取ろうとすると、その刺激で湿疹も悪化します。
     そこで、簡易ウォシュレット。ぴかぴか(新しい)

    



    ジャン。かわいい




     IMG_2494.jpg
  






    霧吹きに人肌の水を入れて、オムツを広げた上からシャバシャバ吹きかけます。
    便も尿もしっかり流し落として、その後に、柔らかいティッシュで押さえ拭き。






    お薬はその後に塗り、オムツを履かせます。









この簡易ウォシュレットに使う霧吹きですが、この写真のものが秀逸です。





「フルプラ ダイヤスプレースウィング500アイボリー 70503」ひらめき



IMG_2494.jpg





私はamazonで買いました。






どこがすごいかというと、




中の水を吸うチューブの先が、動くのです。





IMG_2495.jpg










こんな感じで先端に重りがついているので、水の最深部に届くようになっています。









IMG_2496.jpg







それなので、傾けて使用しても、最後まで水がある部分を使えます。







化粧品なんかのスプレーだと、
中の吸い込むストローの先が一方向の底に向いているものが多く、
残っているのに届かなくて最後が使い切れない、という経験がありますよね、




この霧吹きにはそれがないのです。すごい。








オムツ替えも楽しくなるこの霧吹きで、お母さんも楽をしてくださいね。るんるんるんるんるんるん










posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 12:43| アトピー性皮膚炎

2015年12月08日

どんなスタイルが楽ですか?




アトピーの肌質をひと言で表現すると



「超過敏肌」。







普通、人が感じないレベルまで刺激に感じて、症状が出てしまいます。








例えば


・プールの塩素
・急激な気温の変化
・通常なら感じない大気汚染
・わずかな花粉の飛来
・衣類の襟やゴムの締め付け
・ウールや化学繊維の毛羽立ち
・前髪の先端



他の人がなんとも感じないレベルの異変が
肌に強い刺激を与え、



痒みや、湿疹反応を生じさせます。













それなので、診察室ではいつも




「みんなと同じには、油断できないのよね。」



とお話しします。




特に洋服や髪型は、自分でも工夫が可能ですから


この服は痒くならないか、
この髪型は顔を刺激してないか、



ひとつひとつ、吟味が必要です。









しかし、慣れてくると、自分が楽な素材やスタイルがわかってくるはずです。





寒さが厳しくなると、襟元を暖かくしたくなりますが、
首に湿疹が出やすい人は、
マフラーや、上着の素材に特に注意してください。







おすすめは、シルク、またはカシミアシルクのストールを
巻いてから、コートの襟をその上に立てる着方。







痒み対策は工夫の連続ですね。ぴかぴか(新しい)







posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:22| アトピー性皮膚炎

2015年11月28日

アトピーのコントロールはご自身しか実行できないプログラム。







問診票に


「ステロイドは全く使いたくない」




と意思表示する患者さんが増えています。









私自身、虫刺され程度でも very strong クラスのステロイドを
すぐ使ってしまうし、
海外視察にも、国内旅行にも必ず携帯し、それなしでは不安なくらい
愛用しているのですが、





それは、それで個人の自由ですから、






ステロイドを使いたくない人には処方しません。







しかし、強力な効き目のステロイドなしで治療しようとすると




この欄でも何度かお話しているように
同じくらいの効果を出すには、ご本人の努力も必要です。


詳細はアトピー性皮膚炎の記事をご覧ください。<クリック







保湿剤を念入りに、1日何回も塗る。
化学繊維の衣類は避ける。
手が荒れないように、こまめに使い捨て手袋を変える。
合わない化粧品やシャンプーがないかパッチテストを受ける。
激しいストレスを感じないようにする。
赤ちゃんでは、おむつ繊維や硬い抱っこベルトが刺激になりうるので見直す。


などなど、ひとつひとつが重要な因子になります。






今日、土曜日は、一週間で一番アトピー性皮膚炎の患者さんの多い曜日。


ということは、お勤めの方のアトピー性皮膚炎の患者さんが多いということです。










多忙なお仕事の中で、どうやって自分の疾患と折り合いをつけるか。



それは、ご自身でしか実行できないプログラム。
私たちはアドバイスしかできません。





でも、頑張ってみましょう。
きっと、効果は出るはずです。









ボトックスシール2.jpg



















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:03| アトピー性皮膚炎

2015年10月16日

保湿剤は、なんでもいいんですが、大量に。




よく患者さんに、




雪冬場の乾燥対策や、



手(パー)アトピー性皮膚炎の乾燥肌対策について


質問をうけますが、




その中でも、多いご質問が




どんな保湿剤を使ったらいいですか?




というものです。











乾燥肌は、例えるなら水気を失って崩壊寸前の土の塗り壁。


常に水分を与えておかないと壁は崩れ落ちて、
内部の真皮層から浸出液や血液が滲み出てきます。


この段階はもう乾燥肌ではなく、「湿疹」という疾患のレベルです。








湿疹ともなると、本格的な治療を要しますが、





その前段階での乾燥肌であれば、市販の保湿剤でも全く問題はありません。






ひらめきただし

全身に毎日大量に塗布し続けないとなりません。ひらめきひらめき





そのためには、

「安価で、つけやすい性状のもの」が一番いいのではないでしょうか。








そうなると、かなり絞り込まれてきますよね。









当院では、大量保湿剤のケアの必要性をご案内しますので

初めての患者さんは驚いてしまいます。


保険診療で、どのお薬も全国共通価格ですから、
皆さんのお近くでも、同じように保湿剤を処方してくださる皮膚科は
たくさんあると思いますよ。



「湿疹」になるのを未然に防ぐためにも、
大量保湿お手入れ、ぜひ、おすすめします。





当院公式サイトの記事もお読みください。

「水性の保湿剤と油性の軟膏でお肌のベースづくり」
http://ashiya-kakimotoclinic.com/atopic_dermatitis/





















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:33| アトピー性皮膚炎

2015年09月18日

顔面のアトピー炎症にイオン導入。







初めての患者さんに、保険内の治療の説明をした後に、

「顔面のアトピーにイオン導入を定期施術すると
 とてもいい効果がでているんですよ。」

とお話ししても、まず信じていただけません。







時には怪訝な顔をされ、
そこまでした治療の説明が
一気に「信用できない」というような表情になることも。





そんなことを繰り返していると、
心も萎え。ふらふら



アトピー性皮膚炎の患者さんにイオン導入をすすめることを
最近はあまりしていません。






しかし、多くのアトピー性皮膚炎の患者さんが
定期のお手入れをしに来られています。





実績があるから、おすすめしているんですが、
まず、信じてもらえませんよね。



横でスタッフが
「もったいないですよね。」
とつぶやいていることもあります。






今、アトピー性皮膚炎で定期通院されている方々は

長年、顔の炎症で悩まされてきた方々で、
毎日のステロイドの使用も止められず、
マイルドクラスのステロイドを顔面だけで毎月10グラム以上
使用していた方々。
もちろん女性はお化粧も我慢しなくてはならなかった
というような重症度の方々です。


男女ともに30〜50代の方々です。



そんな方々が行っているのは
月に一度のエモリエントコース。<ジャンプ






最初の数回は、この方々も疑心暗鬼。
中には3ヶ月くらい来られなくなって、他の皮膚科に行ってしまっていた人もおられます。

「やっぱり、もう1回、始めたい」
と、再開し、今では3年目。


お友達の効果をみて来た、なんて人はお話しが早く、
効果がじわじわ出るまで我慢しなければいけないことをよくご存じです。



しかし、中には初回からこちらが驚く効果が出る方もおられます。




私どもの施設は、<ジャンプ
感染症の予防、施設の安全性、プライバシー保護、
治療との綿密な連携

が、長所だと思っていますが


今となっては、
10年以上、のべ5万回以上のイオン導入施術の
結果データーが、一番の財産です。
(美白、美肌、ニキビ対策も含みます。)



継続して安定した管理ができること
(無くなってしまうような経営ではないこと)
も、大切だと思います。




さて、現在、上記のアトピーの患者さんたちの状況ですが

だいたい年間5回から10回の頻度でエモリエントコースを
受けておられます。
もう何年も、アトピーがあったとはわからない状態を
維持しておられる方々です。




ステロイドはまったく使わなくていい状態の人がほとんどですが、


中には仕事の関係上(決算時など)、ストレスで増悪する人もいますから、


ひどい時は使用を我慢しなくていいから年に5グラムまでの
使用を目指そうね、と申し上げていて
だいたい、その中ででコントロールできています。



顔面のアトピー性皮膚炎の人は、
顔に使用するものの接触皮膚炎がある人も多いので

スタート前にはパッチテストを施行して
安全性を確認してからイオン導入を始めています。




今後も、私から強くお勧めすることは、きっとありませんが
自信がないからではありません。



ご興味のある方はご相談くださいませ。





posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:53| アトピー性皮膚炎

2015年09月04日

アトピー性皮膚炎の治療について。




当院で、最も扱うことの多い疾患は
アトピー性皮膚炎かもしれません。




その多くの方が、頭皮、顔面、そして全身に、人から見ても
それと分かるほどの重症度の皮膚症状がでている方々です。

頭皮から顔面まで浸出液でじくじくして出血がある場合もあります。

あまりにも深刻な状態なので、
この欄で触れることも、なかなかしにくいのです。





アトピー性皮膚炎の人は、色々な情報に触れ、
様々な不信を抱えていることが、往々にしてあります。





まず、「一生治らないのか」という問題。




これは、私にはわかりません。
世界中の最先端医療の研究者が、現在、
アトピー性皮膚炎を完治させる方法を研究中です。








次に
「ずっとステロイドを塗らなくてはならないのか」。





これは、申し上げられます。
塗らなくてもいいです。


ただし、ご本人のアレルギーの体質がかなり強い場合は
塗ることで症状を抑えていることが多いので、


ステロイドに代わるストッパーを
採用しないといけないかもしれませんね。








ストッパーには、現在色々な種類があります。

抗アレルギー剤内服
抗ヒスタミン剤内服

保湿剤外用
非ステロイド剤外用

抗アレルギー剤注射
ビタミン注射

紫外線照射
赤外線照射









ステロイドを塗らない、でも不快感がないような状態を
保ちたい。

そう思うなら、上記のストッパー治療を継続して続けないと
いけないかもしれません。





それでも、
「ステロイドを塗り続けないといけないか」
という問いには、条件付きですが
「 No 」と言えるのではないでしょうか。





詳細は、当院サイトをお読みください。

http://ashiya-kakimotoclinic.com/atopic_dermatitis/index.html



アトピー性皮膚炎の患者さんの一人一人が症状や体質の重さが違います。

「人とは違って自分の場合は、こうしたほうがいい」

それを見つけることが、治療の第1歩です。








posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 08:58| アトピー性皮膚炎

2015年08月31日

洗ってほしい疾患、洗って欲しくない疾患。




「時として、その洗い方が疾患の治りを左右することになる。」モバQ




診療をしていると、感じる実感です。









洗ってほしい、と言っても、
 霧緩やかな水流の下、石鹸をつけた柔らかい綿のタオルでそっと触るように洗う。霧
(代表的な疾患は、外傷や、やけどの治療の中期以降。)



洗わないでほしい、と言っても、
ナイロンタオルなどでゴシゴシしないで、
 霧緩やかな水流の下、石鹸をつけた柔らかい綿のタオルでそっと触るように洗う。霧
(代表的な疾患はアトピー性皮膚炎。)



ね、理想の洗い方は、同じなんです。
患部を清潔に、優しく扱って欲しいだけなんですよ。ぴかぴか(新しい)





蛇口のフリー画像探してたら、こんなに気持ち悪いのしか見つからなかった。ふらふら



pirna-92722_640.jpg






特に、アトピー性皮膚炎のような脆弱なお肌の方は、
ゴシゴシしないように、ご注意くださいね。かわいいかわいいかわいい






posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:51| アトピー性皮膚炎

2015年06月29日

脱ステロイドを支えるためには。



「脱ステロイド、したいんです。」


という患者さんが、よくおられます。



当院の公式サイト<クリック>にも書いてあるように、対応しております。



ただ、長年患者さんを拝見してきて、
皮膚科医なら皆思うところだと思いますが、

ステロイドという切り札なしでコントロールするのは
容易ではありません。


ご自身や、親御さんによる健康管理、ストレス管理ができて
初めて実現出来る治療方針でもあります。




診察時には、そのようなお話をして、
脱ステロイドの実現に、励んでいただいています。




グリチルリチン、ビオチンの注射をしたり

注射芦屋柿本.jpg






エキシマライトを照射したり


エキシマ.jpg






非ステロイド外用剤の、弱い効き目が少しでも効くように
ガーゼや包帯で覆う、ODT療法をしっかりしていただいたり



image.jpg
(久しぶりのブリジッタちゃん)






重症時は、汗をかくことを避け、
ストレスになることも遠ざけ、






それでやっと脱ステロイド状態を維持できます。



維持できるだけなので、
悪化しないように、上記のお手入れは定期的に必要かも
しれません。




大変ですけども、頑張る甲斐があるかもしれません。
















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:32| アトピー性皮膚炎

2015年06月11日

花粉がアトピー症状を悪化させることも多いのです。




花粉に対してアレルギーがある人は、
この時期、アトピー性皮膚炎の症状も悪化します。




関西に多い花粉の飛散時期は



スギ.jpg




六甲山で結構ハンノキが繁殖していますので
六甲山から吹きおりる、いわゆる六甲颪(おろし)で
症状が出る方も多いのです。


これら樹木系のアレルギーのみの人は、
5月に入ると、症状が和らぎますが、




次にはイネ科の花粉が飛散し始めます。


はるがや.jpg




このハルガヤやカモガヤ、
芦屋川の川沿いや、埋立地、空き地にたくさん咲いています。

4〜5月は、樹木とイネ科の両方のアレルギーのある人には
ちょっと苦痛の多い時期なのです。





しかし、秋に向かうと、今度は別の雑草類が咲き始めます。



よもぎ.jpg


ブタクサやヨモギです。


このアレルギーまであるとなると、1年中、対策をたてなくては
なりません。





さらには、
年間通してアレルゲンとなるのが


かび.jpg


ハウスダスト、家ダニ、カビ類のアレルギー。




さて、あなたの場合、
どの期間を強化して治療をすればいいでしょうか。


血液検査でお調べできますので、
ご相談ください。







posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:52| アトピー性皮膚炎