2015年08月31日

洗ってほしい疾患、洗って欲しくない疾患。




「時として、その洗い方が疾患の治りを左右することになる。」モバQ




診療をしていると、感じる実感です。









洗ってほしい、と言っても、
 霧緩やかな水流の下、石鹸をつけた柔らかい綿のタオルでそっと触るように洗う。霧
(代表的な疾患は、外傷や、やけどの治療の中期以降。)



洗わないでほしい、と言っても、
ナイロンタオルなどでゴシゴシしないで、
 霧緩やかな水流の下、石鹸をつけた柔らかい綿のタオルでそっと触るように洗う。霧
(代表的な疾患はアトピー性皮膚炎。)



ね、理想の洗い方は、同じなんです。
患部を清潔に、優しく扱って欲しいだけなんですよ。ぴかぴか(新しい)





蛇口のフリー画像探してたら、こんなに気持ち悪いのしか見つからなかった。ふらふら



pirna-92722_640.jpg






特に、アトピー性皮膚炎のような脆弱なお肌の方は、
ゴシゴシしないように、ご注意くださいね。かわいいかわいいかわいい






posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:51| アトピー性皮膚炎

2015年06月29日

脱ステロイドを支えるためには。



「脱ステロイド、したいんです。」


という患者さんが、よくおられます。



当院の公式サイト<クリック>にも書いてあるように、対応しております。



ただ、長年患者さんを拝見してきて、
皮膚科医なら皆思うところだと思いますが、

ステロイドという切り札なしでコントロールするのは
容易ではありません。


ご自身や、親御さんによる健康管理、ストレス管理ができて
初めて実現出来る治療方針でもあります。




診察時には、そのようなお話をして、
脱ステロイドの実現に、励んでいただいています。




グリチルリチン、ビオチンの注射をしたり

注射芦屋柿本.jpg






エキシマライトを照射したり


エキシマ.jpg






非ステロイド外用剤の、弱い効き目が少しでも効くように
ガーゼや包帯で覆う、ODT療法をしっかりしていただいたり



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(久しぶりのブリジッタちゃん)






重症時は、汗をかくことを避け、
ストレスになることも遠ざけ、






それでやっと脱ステロイド状態を維持できます。



維持できるだけなので、
悪化しないように、上記のお手入れは定期的に必要かも
しれません。




大変ですけども、頑張る甲斐があるかもしれません。
















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:32| アトピー性皮膚炎

2015年06月11日

花粉がアトピー症状を悪化させることも多いのです。




花粉に対してアレルギーがある人は、
この時期、アトピー性皮膚炎の症状も悪化します。




関西に多い花粉の飛散時期は



スギ.jpg




六甲山で結構ハンノキが繁殖していますので
六甲山から吹きおりる、いわゆる六甲颪(おろし)で
症状が出る方も多いのです。


これら樹木系のアレルギーのみの人は、
5月に入ると、症状が和らぎますが、




次にはイネ科の花粉が飛散し始めます。


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このハルガヤやカモガヤ、
芦屋川の川沿いや、埋立地、空き地にたくさん咲いています。

4〜5月は、樹木とイネ科の両方のアレルギーのある人には
ちょっと苦痛の多い時期なのです。





しかし、秋に向かうと、今度は別の雑草類が咲き始めます。



よもぎ.jpg


ブタクサやヨモギです。


このアレルギーまであるとなると、1年中、対策をたてなくては
なりません。





さらには、
年間通してアレルゲンとなるのが


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ハウスダスト、家ダニ、カビ類のアレルギー。




さて、あなたの場合、
どの期間を強化して治療をすればいいでしょうか。


血液検査でお調べできますので、
ご相談ください。







posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:52| アトピー性皮膚炎

2015年05月07日

たっぷりの保湿で痒みはかなり鎮まる。の巻。



保湿が大切ですよ、と、
新しくなった公式サイトの中で、お話ししています。<クリック>



それを、ちょっと、図解にしてみました。
表皮を覆う、角質層の断面図です。

本当は無色透明な層ですが、
正常な状態では水分を含みプリプリしているので、
水色で表現しています。



保湿1.jpg












しかし、
乾燥して痒いという人の肌をじっと観察すると、
カサカサに粉が吹いているのがわかります。



その粉状のものは、本来、ひっついておかねばならぬ角質が
水分を失い、干からびて、反り返ったものです。


保湿2.jpg











この粉を、人は「垢」と呼び間違えるのですが、
汚物ではないのです。

保湿3.jpg











こすれば簡単に脱落するのですが、そうすればするほど、
乾燥肌の傷みははげしくなります。
いわゆる「ナイロンタオル皮膚炎」の状態です。


保湿4.jpg








粉が見えたら、とにかく大量保湿。
そして、削り落さないこと。
これを心がけていただくと、イライラ痒みがずいぶん楽になるはずですよ。






保湿5.jpg












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posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 15:57| アトピー性皮膚炎

2015年04月14日

グリチルリチン・L-システイン・ビオチン注射。





今日も、当院の治療のひとつをご紹介します。




グリチルリチン・L-システイン・ビオチン注射。


注射の額縁.jpg





グリチルリチンは、甘草エキス。
 古来より免疫力の増強に使われてきました。

L-システインは、美白成分。

ビオチンは、肌を美しくするビタミン H。








静脈注射です。








注射を行うのは、このお部屋。
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さて、肝心の効能ですが、上記3種の効能のミックスの結果、


効能.jpg






患者さんの声をうかがうと、

「湿疹のかゆみが緩和される。」
「蕁麻疹がひく。」
「ステロイド外用剤を使いたくないので、脱ステロイド目的で、
 この注射でコントロールしている。」


などの、グリチルリチンのダイレクトな効果をあげる方や、



「日焼け後に黒くなりにくい。」
「くすみがとれた。」
「はだがしっとり、プリプリ感じる。」


という、L-システインやビオチンの効き目を強く感じる方、


そして

「元気になる。」
「風邪をひかない。」


これは、グリチルリチン効果でしょうか。


色んな、好調の具合をお聞かせいただいております。



症状の重い時は週に3回くらい。
調子がいい時は、月に1度くらいの方もおられます。





費用ですが、保険診療です。


保険3割負担の方で
初診料込み 1010円
再診料込み  540円

保険1割負担の方で
初診料込み 340円
再診料込み 180円




こんな感じで行っております。

注射芦屋柿本.jpg

注射が苦手の方にも、リラックスしていただけるような装飾です。









犬







posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:30| アトピー性皮膚炎