2016年02月08日

2〜3月以降の手術の予約状況。




水曜日の午前中の手術のご予約状況。


2月は、現在のところキャンセル待ちです。

 ほくろ除去が3件
 悪性疑い生検が2件
 皮膚線維種疑いが2件
 軟線維切除が1件

 今の予約状況です。



3月は、学生さんの春休みになりますので、
早めにご予約下さいね。





ボトックス、ヒアルロン酸のご予約は、
まだ2月も3月も余裕がございますので、ご安心を。









写真は、去年見た彫刻のなかで、面白かったものです。
少女の像のようですが、なんだかおかしなものがひっついています。いい気分(温泉)
右腕にご注目ください。目





IMG_1845.jpg




exclamation







IMG_1846.jpg






exclamation&question









IMG_1847.jpg







exclamation×2





LA TOUPE (2015)
Jean-Luc Moulène
@Punto Della Dogana









posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 12:26| ホクロや皮膚癌

2016年01月26日

赤いできもの。







「NHKの放送で見て、心配で」車(セダン)車(セダン)車(セダン)






という患者さんが先週末から増加しています。










皮膚癌がテーマだったそうですね。カチンコ










「赤いしみは怖いと言ってました」とのこと。








ああ、いいテーマだったんだなあ、と思います。








赤いシミの場合、しばしば、日光角化症 actinic keratosisという
前癌状態の場合があります。





その名が示す通り、日光の暴露が多い人ほどなりやすい傾向があります。晴れ







当院でも取り扱いの多い疾患です。











それ以外に赤いものといえば





単純性血管腫

老人性血管腫


ケロイド


なども、赤くて消えないできものですので、
ご心配で受診されるケースが多いように感じます。






今日も極寒の芦屋市。

腫瘍のご相談には、こんな天気の日が、医院も混み合わずに適しているかもしれません。















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:24| ホクロや皮膚癌

2015年12月25日

今年の皮膚腫瘍切除術の統計出してみました。









今朝はクリスマスのせいか、クリスマス時間がありましたので・・・








今年の手術の統計を出してみました。病院












1月7日から12月16日までに
腫瘍摘出手術を行い病理検査をしたものは59例です。
(外傷や陥入爪の手術は含まず)







病理検査の結果別に分類すると


色素性母斑(俗称ほくろ) 21例
アテローム  12例
脂漏性角化症(俗称老人いぼ)11例

軟線維腫  2例
基底細胞上皮腫(悪性) 2例
日光角化症(悪性) 1例
毛細血管拡張性肉芽腫  1例
神経線維腫  1例
静脈湖  1例
ボーエン病(悪性)  1例  
色素沈着  1例
眼瞼黄色腫  1例

その他皮膚組織の線維化など 4例









部位別分類は



顔     24例
背中    10例
手の甲や指  5例
首   5例
上肢  5例
下肢  3例
足指・足底  3例
腹部  3例
口唇 1例






こう見ると、顔の手術が多いのがわかりますね。目



皆さんの関心が一番寄せられる場所であるのが理由のひとつですが、
服に隠されていない露出部は日光にさらされる場所でもあり晴れ
腫瘍の発生率が高いのです。







来年も1月はそろそろ予約が埋まってきました。
ご相談はお早めにお越しくださいね。電話









posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 12:22| ホクロや皮膚癌

2015年11月24日

皮膚腫瘍の手術までの流れ。





当院では、皮膚の腫瘍の切除や、検査切除(生検)を、
毎週水曜日に、
通常の患者さんを制限して行っています。





「皮膚の腫瘍」なんていうと、


「え?ガンのこと?」

と思われるかもしれませんが、


「皮膚表面にまたは皮下に生じた、通常はそこに存在しないもの」



と思っていただくとわかりやすいかもしれません。





ですので、ホクロも、
ガンではありませんが皮膚腫瘍です。





診察から治療までの流れは、以下のようになっています。




1)まず、水曜日以外の診察日に、気になる腫瘍を診察に来ていただく。




2)私との診察で、おおよその絞り込みができます。
  腫瘍の種類によっては、はっきりと種類(病名)を特定できます。



3)私のほうからは
   「放置して良いもの」
   「検査が必要なもの」
    に分けられます。

  患者さんの立場からは
   「取って欲しいもの」
   「ガンかどうかが知りたいもの」
   「できればとりたくないもの」
   などに分かれると思います。




4)その両方の状況をすり合わせ、当院で手術するかどうかを決めます。
  手術方法、(縫合するか、上皮化を待つか)などを決め、
  詳細を書いた承諾書を交わし、術前の血液検査をして、
  水曜日に予約枠を設定します。









手術から後の流れは以下の通りです。


1)当日は、もちろん日帰り手術です。
  ご家族と一緒に来院する方も多くいらっしゃいます。




2)局所麻酔をして、患部を切除します。
  患部が大きい時は40分くらいかかることもあります。




3)術後は当日から患部を洗うことができます。(入浴可能です)いい気分(温泉)
  ただし、縫合している場合は、糸が弾け飛ぶような運動はしないでいただきます。




4)術後の通院は、患部の場所や大きさ、手術方法で変わります。





5)術後3日くらいで1度受診していただき、患部を観察し
  自宅でのケアが適切に行えているかを確認します。

  (全く洗わないでいて、浸出液などで患部が汚染されていることが
    よくあるので、ちゃんと洗浄するように指導します。)




6)状況をみて抜糸。あとは、傷の治り具合を後日チェックに
  来ていただきます。
  その頃に病理検査の結果がでているのでお知らせします。





7)病理検査の結果、その腫瘍が悪性であった場合は
  大学病院でさらなる治療や検査が必要にある場合があります。




さて、今年も残り僅かとなってきました。
年内の水曜日の手術枠も、少なくなりつつあります。







以上のような流れをご考慮頂き、水曜日以外にご相談にお越しください。










雪だるま小.gif










posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 17:45| ホクロや皮膚癌

2015年11月10日

当院の過去3年間の皮膚癌の発見例。





今年に入って、

「例年よりも皮膚癌を発見することが増えたんじゃないかなあ・・。」


と感じていたので、


過去の手術台帳を出してきて、調べてみました。
(とりあえず過去3年分。)









肉眼で、明らかに癌だとわかるものは、そのまま大学病院にご紹介しますので
台帳に記載があるのは、癌の疑いがあり当院で手術をしたもの、ということになります。












まず、一昨年。

平成25年  皮膚悪性腫瘍 1件 (皮膚腫瘍摘出術件数 61例中)




解説しますと、
「ほくろを取ってほしい」
「なんか、イボっぽいものできたから取りたい」
「粉瘤を取りたい」

などなど、局所麻酔をして切開して、縫合などを行った件数が61件。



そのうち、1件で、病理検査の結果 皮膚癌だった、というわけです。








もちろん、多くの場合が手術前から全く癌とは思えない皮膚腫瘍ですし、
癌の疑いがあるかも、と思っていたものも、この1件以外は癌でなかったということです。












では、統計の結果の続きです。再度一昨年から。






平成25年  皮膚悪性腫瘍 1件 (皮膚腫瘍摘出術件数 61例中)

平成26年  皮膚悪性腫瘍 3件 (手術件数 68例中) 

平成27年  皮膚悪性腫瘍 4件 (手術件数 46例中 *但し10月末現在) 







やはり、癌の発見が、当院では増えていることがわかります。










では、内訳を見てみましょう。






「当院の過去3年間の皮膚悪性腫瘍の内訳」



 平成25年 1)基底細胞上皮腫 69才


 平成26年 1)基底細胞上皮腫 71才
      2)ボーエン病   94才
      3)基底細胞上皮腫 94才


 平成27年 1)基底細胞上皮腫 55才
      2)ボーエン病   94才
      3)日光角化症   74才
      4)基底細胞上皮腫 72才








  今年は、10月末までで4件。
  肉眼で発見して、そのまま大学に紹介したものも3件あったので
  多い年に感じるのだと思います。



 当院のような、一人医師の開業医でこうなのですから、
 高齢化社会とともに皮膚癌は増加しているという実態を
 身近に実感します。











     
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 12:11| ホクロや皮膚癌

2015年09月14日

ホクロなのに、(皮膚癌じゃないのに)大きくなるので、とりたいホクロのご相談。



皆さんがホクロと呼んでおられるものの多くは
母斑細胞性母斑、または色素性母斑と言われる
良性腫瘍です。







良性ですが、成長することで知られています。




黒子.jpg







特に、顔に存在するIntradermal type のホクロは、
40歳を過ぎると、急に存在感が増すような膨らみを見せます。




若い頃から活躍している演歌歌手の女性も、
顎のホクロが年々大きくなっているのは、Intradermal type だからでしょう。







当院では、保険診療で除去を行っています。

除去の方法は、 RFを使った低侵襲の方法もありますが、
場所によっては紡錘形の切除や
巾着縫合の方が跡が目立たない場合もあり、

最善の方法をまずはご相談しております。




その手術の予約は、現在約1ヶ月待ちの状況です。


手術可能なお日にちのめどがたちましたら
お早めにご相談にお越しください。





posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:15| ホクロや皮膚癌

2015年08月13日

粉瘤・アテローマ・epidermoid cyst・・呼び名は色々、でも皆同じものです。


粉瘤、別名アテローマ。


当院の皮膚腫瘍の相談の中でも
色素性母斑(ほくろ)、脂漏性角化症(加齢イボ)と並んで
相談件数のトップ3に入る疾患です。



顔、首、耳の後ろ、背中、鼠径部に好発します。





粉瘤.jpg






よく見ると、中央に黒点があることが多いのと、

「皮膚に癒着し下床とは可動性がある腫瘤」
つまり、
はっきりとした塊がつまめ、
動かすと皮下ではなく皮膚にくっついて動くこと。


それが、特徴です。




中央の黒点は腫瘍本体と連絡しているので、
強く揉むと腫瘍内の内容物が絞り出てきます。
異臭がします。




粉瘤2.jpg





さらに、細菌感染を生じると、赤く腫れ上がります。





細菌感染を起こしていない粉瘤と
起こしてしまった粉瘤は、
治療法も異なります。


前者は、放置でもかまわないのですが、
ご希望があれば全摘手術をします。


後者は抗生剤の点滴や内服。
排膿の処置などが必要です。





毎週のように手術をしていますので、
いかに日本人の間に多い疾患か、わかります。





もし、感染していない状態の粉瘤をお持ちでしたら
決して、揉んだり絞ったりはしないでください。
感染しやすくなってしまいます。











posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:23| ホクロや皮膚癌

2015年06月06日

全摘出にするか、生検に留めるか。



昨日の続きです。


よく患者さんから、

「見ただけで癌かどうかがわかるんでしょ」、

と思われたり、


逆に、

「全く診断の絞り込みもできないから切るんだ」、

と思われたりしますが、



どちらも、微妙に違っていて、

例えば、シミなのか、日光角化症なのか、どちらかだ、

と絞り込めていても、癌かどうかの確定のためには
切って病理検査に出したほうが確実な場合が多いのです。


日光角化症は、非常に穏やかな進行の、いわば前癌状態
なので、今すぐ診断を下さないといけない、
ということもなく、
数ヶ月様子を見てから施術をしても間に合います。


ただ、メラノーマなどは別格で、
急いでの対応が必要です。


しかし、日光角化症とメラノーマを見間違えることは
ありません。
あまりにも見た目が違うからです。



日光角化症.jpg




潰瘍.jpg

な感じ。




さて、その病理検査のために施術をする場合に、
部分切除で検査だけを目的とするか、
もう腫瘍を取ってしまう治療も一緒にするか、


それも、考えられる腫瘍の種類によって違ってきます。



例えば

青色母斑。

ブルー.jpg

これは、初診から、青色母斑以外のものが考えにくく、
しかも全摘したほうがいい良性腫瘍とされていますから、

検査を兼ねて全摘をお勧めします。


ブルー切除せん.jpg


とって、


ブル縫合.jpg


縫合。


後日青色母斑と病理も診断され、治療も終了しますから、
患者さんも満足されます。




また、ケラトアカントーマ(良性)など、若干、扁平上皮癌の疑いも
残されるものでも、

阿寒トーマ.jpg


こんなびっくりするほど目立つものを一部だけとって残されても
患者さんも困るわけで、


全摘です。

けらと切除せん.jpg



そして縫合


けらと術後.jpg





しかし、ボーエン病(悪性)などは、腫瘍の大きさが巨大で
直径3センチ前後のものもありますし、腫瘍の多くが見立たない部位に
ありますから、


脂漏性.jpg



多くの場合、一部切除です。


ボーエン切除せん.jpg





縫合して
ボーエン縫合.jpg




このように、考えられる腫瘍の種類によっても
切除範囲は、細かく相談が必要になります。




また、セカンドオピニオンを聞く余裕も大切かもしれません。
当院で、私のお話しする方針だけでなく
他の医院でも意見を聞くこともいいのではないでしょうか。

ご本人の納得のいく治療をしていただくように
いつもおすすめしています。


また、私も自分の手に負えない腫瘍は、積極的に大学病院へ
ご紹介しています。

患者さんにとって、最適な医療が受けられるように
心がけています。


では、今日も診療開始です。



バラ回転アニメ.gif










posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:15| ホクロや皮膚癌

2015年06月05日

皮膚腫瘍の種類。




「皮膚腫瘍」


って、なんのことだかご存知ですか?


正常な皮膚の上にできた、正常皮膚ではない固体です。



大きく分けて
癌と、癌じゃないものの2種類に分類されます。



癌のことを「悪性腫瘍」
癌でないもののことを「良性腫瘍」
といいます。



ホクロ、と皆さんが呼んでいるものは
「色素性母斑」という良性腫瘍です。

イボ、と皆さんが呼んでいるものは、ちょっと複雑。
何でもかんでもふくれていたらイボと呼んでしまうので
いろいろなものを含んでいます。


今日は、大雑把に、皮膚腫瘍の特徴を図解します。




まず、これ

1番
黒子.jpg

黒く、光沢がある、隆起する腫瘍。



考えられるものは
1.色素性母斑(ホクロとよばれる良性腫瘍)
2.脂漏性角化症(老人イボとよばれる良性腫瘍)
3.基底細胞上皮腫(悪性腫瘍)







次、これ


2番
脂漏性かくか.jpg


隆起する茶色いもの
よく見ると穴がぽこぽこ開いています。
カサカサの渇いた表面。



考えられるものは

脂漏性角化症。

あれ、さっきの1番も脂漏性角化症ができてきましたよね。
そう、脂漏性角化症は多彩な臨床像(みため)なのです。




次、
3番
阿寒トーマ.jpg


噴火するように急激に隆起する腫瘍


1.ケラトアカントーマ(良性)
2.扁平上皮癌(悪性)




4番
脂漏性.jpg

薄いシミ状の色を取り囲むように飛び飛びに
茶色い隆起がある



考えられるものは

ボーエン病(悪性)




5番

ブルー.jpg


青い又はグレーに見える色素斑



考えられるものは

青色母斑(良性だが切除が望ましい)




6番

石灰化上皮腫.jpg


皮膚の奥に青っぽいしこりがある。
時に水疱状になる。



考えられるものは

石灰化上皮腫(良性)



7番

日光角化症.jpg


薄ピンク色のシミ状の色素斑


考えられるものは

日光角化症(悪性)




以上7つが、当院でも日常的に見かけ、
手術や生検を行っている皮膚腫瘍です。




もうひとつ番外編


潰瘍.jpg


黒色で、出血しているもの。



これに関しては、もう、その場で大学病院に紹介です。






その他、ここに載せきれないほど多様な皮膚腫瘍があります。



これ何?

と思われたら、受診下さいね。






ドリアニメ原本小.gif





posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 11:30| ホクロや皮膚癌

2015年05月02日

ほくろなの?ガンなの?そして、当院は動物病院ではありません。


今日はゴールデンウィークの初日ですが、
午前中だけ診療しています。



今日は、皮膚ガンのおはなし。


医療情報番組で皮膚ガンの特集をした翌日からしばらくは





これ、ガンではないですか



というご相談が、急増します。












20年以上皮膚科医をしていると、
明らかに進行したガンは初見でわかりますが、




進行がゆっくりの基底細胞癌などは、
初期のものは、良性のものと見分けがつきにくく、



やはり病理検査が決め手になります。








ここで、皆さんに質問。
「病理検査」って、なんだかおわかりですか?
細胞そのものを取り出しての検査です。





その時に、2つ方法があります。





例えば、これができて心配だとします。

いぼ1.jpg



ガンかどうかの確認をするのに2つ方法があって、


その1  一部だけ取り出す生検


いぼ2.jpg


病理検査の結果、ガンでなければ、
放置してもいいし、ゆっくり手術を考えてもいい。






その2  全摘手術

いぼ3.jpg




この場合、治療を兼ねているので、ガンでなければこれにて治療も終了。
しかし、ガンだった場合は、拡大切除手術を受けなくてはなりません。



さて、ここで、いつもの方にご登場いただきましょう。
全摘出手術について、お話しいただきます。

では、どうぞ。





ほくろ1.jpg






ほくろ2.jpg






ほくろ3.jpg






ほくろ4.jpg






ほくろ5.jpg





ほくろ6.jpg






と、いうわけで、シワが多い人ほど、傷は目立ちません。
皮膚ガンが疑われる世代は、シワも普通に多い世代ですから
傷の心配は、あまりしなくてもいいと思います。



で、再度。
「当院は本物のワンコの手術は行っておりません。」ふらふら






それでは、皆々様、素晴らしい連休をお過ごし下さいませ。



日刊柿本クリニックアニメ最終.gif



















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:26| ホクロや皮膚癌