2023年03月18日

馬酔木(あせび)が満開です。




私の畑も、春の訪れを植物が知らせてくれています。


一斉に勢いよく芽吹く様は、
オーケストラの全部の楽器が一斉に音を出したような華やかさを感じます。




この間まで咲いていなかった馬酔木(あせび)が今朝見ると満開に





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右の吊り下がって咲いているのが馬酔木です。
椿は私の畑には何種類かあるので

もう咲き終わった品種もありますし
この「曙」のように3ヶ月くらい繰り返し咲いてくれているものもあります。





そんな椿でも遅めに開花するのがこの品種。
やっと数日前に開花です。





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この品種は、花ではなくて葉の方が見どころで

「金魚葉椿」といいます。


葉っぱの形が金魚のようなのです。


















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:24| 医療以外のつぶやき

2023年03月14日

花の女王、牡丹の蕾。




「花の女王」って皆さんにとっては何ですか?


桜、   梅、   椿、  バラ どれも魅力的ですね。



私の畑でもみんな綺麗な花を咲かせてくれるのですが


私にとって女王は断然「牡丹」です。
そして待ちに待った蕾が膨らんできました。




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開花が待ち遠しいです。







クリニックには、今を盛りの椿さんたちを持ってきました。


剪定も兼ねて切花にするのでたっぷりと、まるでブーケです。





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雪柳
曙(ピンクの椿)
月照(白の椿)



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posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:59| 医療以外のつぶやき

2023年02月24日

当院のロケーションのお話



当院は、ここ






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国道2号線沿いの




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商業施設敷地内にあります。





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同じ敷地内にフォルクスさんとダイエーさんの建物があり、
当院のあるビルには

建築事務所様
理容室様
女性専用ジム様
税理士事務所様

が入居しています。


このビルは全面手貼りのタイル壁、という
現在では費用の面でも、職人さんの少なさでも
実現がほぼ困難な手の込んだ外装で

今でもというか今ではさらに建築学的にも大変価値のある建物です。

建築好きの皆さんにも、ぜひ鑑賞していただきたい、と思います。




そして、その中央に駐車場があります。
共通して無料券が発行できますので、当院の帰りに理容室やジムをご利用くださったり
ダイエーでお買い物や、フォルクスでお食事なさってください。



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当院へのアプローチは西から来られる時は、ガソリンスタンドの手前を一旦横道に入ってから入場してください。




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先日、久しぶりにフォルクスに行ってみました。
大好きな和風おろしハンバーグステーキを注文しました。


メニュー見直しがあったそうなのですが、その前に食した時より
格段に美味しくなっているように感じました。
お値段の改定が、そのままお味に反映しているようです。
またお邪魔します!







posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:27| 医療以外のつぶやき

2023年02月17日

声出し応援可能になったJリーグ、いよいよ開幕。




今頃恐れ入りますが
昨年のワールドカップ、楽しかったです。

その余韻も冷めていない早春に、Jリーグが開幕です。
そしてやっと声出し応援が解禁されました。




今日のオープニングゲームは人気カードのこちら


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両チームとも優勝候補です。





そして明日はこんな試合



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私の大好きなチームも明日が開幕です。

コロナ禍でスタジアムを避けていた私も、
今年は堂々と観戦に行く予定で、もうユニフォーム注文済みです。

サカ友の皆!今年は楽しもうぜ!!









posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 18:44| 医療以外のつぶやき

2023年02月06日

窓と国立国際美術館。




国立国際美術館の「ピカソとその時代」展に行ってきました。




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展覧会の詳細は公式サイトなどに任せて、今回は「室内」について感じること多く、書いてみます。
現代の展覧会らしく、ほぼ全ての作品が撮影可能、ネット拡散推奨ですので、遠慮なくそうします。






ニースのアトリエ(アンリ・マティス)・・国立国際美術館で公開中


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マティスは室内と窓とそこからの風景を好んで描いた作家です。


室内の光景は、とてもプライベートなもののことが多く

上の絵の様に自分のアトリエの風景や



下の絵はパリのポンピドゥー・センター国立近代美術館所有の絵ですが
モデルと自分自身を描いたり



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下は今回の展示作品ですが、娘がベッドに横たわっていたり


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いずれも従来のアカデミックな芸術作品ではあり得なかったやや下世話な画面で

プライバシーをチラリと覗かせることで見るものの興味を引きつけます。






このお嬢さんはマルグリット。
眠るでもなく目を開けて体を丸め、やや憂鬱な表情で何かを想っている風情です。



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マティスが
自分に似て多感な娘を心配しながらも愛しんでいることが画面から感じられ

マティスの内面そのものが絵の魅力となっている作品です。









そういえばこの絵も




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マティスのモデルも左にいるマティスに無関心で、姿よく見せようという気もなく
ややだらしなく座っています。

この絵を描くマティス自身も、その開けっぴろげな楽屋のような風景を面白がって
絵にしたのではないかと思います。





プライベートな室内の向こうには窓と風景。





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窓の向こうは「世間」「現実」なのか、





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そう考えると沈鬱なお嬢さんに世間は冷ややかな天候のようなものなのか
空想が広がります。






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「窓」といえば、同じく国立国際美術館で開催された伝説の展覧会を思い出します。



絵画の庭─ゼロ年代日本の地平から(2010年)









そこで見た栗田咲子さんのこの絵






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室内には動物やベビーカラーの毛布。


部屋の主の少女は扉の向こうへ出て目から上だけ出して外を眺めています。



室内は彼女の心の中そのもの。
この少女に必要なものはふわふわの動物たちと包んでくれる毛布。


そしてそこを出て外を見つめる背中には、好奇心と尻込みする気持ちの両方が浮かんでいます。




この絵を見た時に、「マティスの解釈を現代に落とし込んだ作家」と思いました。






今でも大好きで、絵葉書を壁に飾っています。


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長ーい前振りでしたが


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当院で、最も来院された方がお尋ねになることの多い、この作品の作者が
栗田咲子先生です。



菖蒲の花
座る人を待つ椅子
遠くに見える松


空想の世界をいくらでも広げてくれる名作です。




















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 16:07| 医療以外のつぶやき

2023年02月04日

「在宅医療ハンドブック」校了間近となり会議終了。芦屋医師会理事もあと少しになりました。






芦屋医師会で作成していた「在宅医療ハンドブック」




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昨夜も診療後に医師会館で編集会議でした。



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ライトアップ、綺麗。



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私が芦屋市医師会に入会させていただいた時は、先代の建物で、古めかしいものでした。
当時は月初になると各医療機関からレセプトの束が届けられて積み上げられており
その束の大きさで盛況ぶりがわかってしまう、という時代でした。
(今はオンラインになっています)




当時の芦屋市医師会の理事の先生方は
芦屋市に古くからお住まいの方ならご存知の方も多いかもしれません

会長の福岡先生や柿沼先生、冨永先生、京極先生や芦屋病院の岩尾先生のお顔が思い浮かびます。
阪神淡路大震災の大混乱を乗り切った強者ドクターで
皆様威厳があってダンディーで渋くて優しくて素敵でした。


医師会の若手では須山先生、筋師先生、松葉先生、
女性では多田先生、天津先生、宮本ゆっこ先生

皆さん仕事ができる上に個性的でおしゃれで憧れました。そして私は皆様に本当に良くしていただきました。






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(芦屋川と芦屋市役所庁舎)









2年前、現在の会長の安住先生から理事就任の打診を受けましたが
いつもゴマメだった私ですから、まずは医師会に面談に行きました。

仕事は、理事についてから決まる。
任期は1期2年


というお話でした。


2年なら、と思いました。
阪神淡路大震災の時はまだ勤務医で、芦屋市のお役に立てていなかった私が
コロナ禍の中で何かしらお役に立てるなら、と思いました。


着任した仕事は、芦屋市の福祉関係の仕事でした。
ものすごく、ものすごく、勉強になりました。
行政の方々にも多くのことを教えていただき、
私の診療へも大きなプラスになりました。










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(芦屋市役所庁舎東)








そして任期あと1年を切った頃にこの「在宅医療ハンドブック」のお仕事が来ました。

それまでの芦屋市の行政の方々のご苦労を耳にしていたので
これ以上行政だけに頼るのは無理があると感じていた私は


民間企業のサービスの紹介を提案しました。







芦屋市医師会が発行する本に、民間サービスを掲載するのはいかがなものか、
そこも会議の俎上に上げていただきました。


そこで、歴史的な第1歩。「掲載しましょう」ということになりました。






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各企業さんの担当窓口に何度か連絡を取り、掲載許可をもらい
原稿チェックもしてもらって


昨日校了、となりました。







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(春日大社の鹿)





これで私の医師会理事の仕事も、ほぼ終了です。

憧れだった先輩ドクターから託されたバトンを次の世代のドクターに
受け継いでもらうことができると思います。


お世話になった医師会の皆様、行政の皆様、企業の皆様に
心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。
















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:04| 医療以外のつぶやき

2023年02月03日

梅とゴッホ




ゴッホは日本の梅の木を実際に見たことはなかったと思います。

しかし、当時日本から輸入された歌川広重の浮世絵「名所江戸百景 亀戸梅屋舗」には
本当に心惹かれたようで
1887年に「日本趣味:梅の開花」という模写というかオマージュというか
作品を描いています。


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左広重 右ゴッホ










そして1890年には、広重にとても影響を受けた構図でアーモンドの花を描いています。



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『花咲くアーモンドの木の枝』







当院のプライバシースペースの壁紙は、このゴッホのアーモンドの絵をモチーフとしたオランダからの輸入品です。



日本から輸入された浮世絵の影響を受けたゴッホが、それをモチーフに絵を描いた。

その絵をモチーフにした壁紙を、私たちが輸入して飾る。


130年の時を経て、ゴッホと私たち日本人の美意識は世界を循環しています。








という背景もあって、この壁紙には、梅の枝がとても似合います。





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枝の影が壁紙に写って、とても美しい場面を作っています。
今の季節だけの楽しみです。




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posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:04| 医療以外のつぶやき

2023年01月31日

芦屋市権利擁護支援センター運営委員会に参席しました。



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芦屋市医師会からの派遣で
芦屋市権利擁護支援センター運営委員会に参席しました。


芦屋市権利擁護支援センターの令和4年度の実績を拝聴しました。


権利擁護支援センターの仕事は多岐に渡ります。




以下芦屋市公式サイトより


権利擁護支援センター

芦屋市から委託を受けた高齢者・障がいのある人の権利擁護に関する総合相談窓口です。虐待、消費者被害、財産、金銭管理、成年後見制度の利用等の相談を受けています。電話相談・来所相談・必要に応じて訪問も承ります。相談料は無料、秘密は厳守いたします。

場所:保健福祉センター1階(呉川町14番9号)

時間:月曜日から金曜日の午前9時から午後5時30分(ただし祝日・年末年始を除く)

https://www.city.ashiya.lg.jp/fukushi/kennriyougo.html





「あしやねっと」の情報も詳しいのでご覧ください。
https://ashiyanet.jp/facility/consultation/kenri-yougo-shien/



お悩みの方に届きます様に。




posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 15:01| 医療以外のつぶやき

2023年01月30日

野鳥さんのお楽しみを提供できる時が来ました。



毎年、うちの畑の柿の実は、この真冬の頃に1年の締めくくりの時期を迎えます。



野鳥さんの大切な冬の食糧になるのです。


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シジュウカラさんのようです。




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これはメジロさん。







実が熟してきた今月初旬から、1日に何回も、野鳥の小さなグループが
順番に訪れます。




可愛い姿ももちろんですが、
食事に喜んでいるような愛らしい声、少し競っているような鋭い声



それぞれが毎年のこの季節の私の大変な楽しみです。







毎年5月の花の開花の時から、今のシーズンを想像して実のなりを愛しんでいます。




5月の開花
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2022年10月24日「カキの実、重量感出てきました。」








posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 16:21| 医療以外のつぶやき

2023年01月21日

待ちに待った梅のシーズン!



庭の梅の木は、元々小さな鉢植えのものだったのですが
20年ほど前に地植えして以来、土との相性が良かったのか
年々大きな枝を伸ばします。





庭師さんは、長年のお付き合いでクリニックを花で飾っていることも
ご存知なので、


見事な剪定の腕をお持ちの方なのですが、
梅や幾つかの樹木は、剪定せずに伸び放題に放置してもらっています。



そう、まさにこの季節のために!



伸び放題の枝を切り、クリニックにいけます。




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気ままに伸びた梅の枝は、ほうきのように横に枝を伸ばすので
それは切ります。



小さな美しい枝を並べて撮影してみました。
着物の柄の意匠のようです。




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