2017年06月16日

EuroMediCom の学会。パリから日本へ「カニューレの誕生」。





日本の多くの皮膚科医の先生がそうでしょうが
毎年、ユーロメディコムの学会が近づくと
参加を促す国際電話が本部からかかってきます。

去年はロンドン、昨日はパリからでした。





logoEmcHome.png










EuroMedhiCom(ユーロメディコム)は、
世界中の皮膚科医療の最前線を発表する国際学会を
企画運営する会社です。







私が、時々参加するのは、その中でもAMEC
(Aesthetic & anti-aging medicine european congress)
という学会です。



今年のAMECはモナコでの開催。


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紹介動画もありました。
https://www.youtube.com/watch?v=kyIcl1WZ0jM







世界中から、スペシャリストの先生が集結し
壇上で施術をライブで実演してくれるという
素晴らしい学会です。







今までに、そこで学んだ知識は、私の中で本当に大きく、
国内にいては体得できなかった事ばかりです。










特に、ヒアルロン酸の注入については、初めてカニューレ法を学んだのも
AMECでした。








関連記事「「疲れ顔」の原因と解決の道。









カニューレ法による若々しさの復元は、
限りなく自然ですから、人知れず元気なお顔に戻りたい方には
最適な治療です。
(但し、施術者に立体復元の能力は必要とされるかもしれません。
 例えるなら、彫刻の技能です。)







しかし、日本でカニューレを入手するのはなかなか大変でした。





そのため、医療機器の大手「MMアンドニーク社」の方に



「日本で作れないかしら」、と相談したところ





「いい企画ですね」、と



日本での制作企画がスタートしました。

もう4年ほど前になるかもしれません。






何度か開発者の方が当院を訪れてくださって、私もご意見を申し上げ





そしてついに先日、日本でのカニューレが完成しました。





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医療機器承認も取得され、これからは日本での入手がとても容易となりました。







あの日、パリで巡り合ったカニューレが、今、日本で誕生したのかと思うと
本当に感慨深いものがあります。





これからは私のベストパートナーとして活躍してくれる事でしょう。

















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:08| 海外施設の取材

2015年11月20日

パリからの電話。



昨日の午後、パリ時間でいうと午前10時過ぎ、
先日行ったパリでの学会を主催するユーロメディコム社から
クリニックに国際電話が入りました。
ユーロメディコム社の公式サイトは→クリック


電話の内容は、先日の学会の内容についてのこと。




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AMEC 2015 - 11th Aesthetic & Anti-aging Medicine European Congress






どの演目が一番面白かったか、
そしてその理由、

さらには、日本人ドクターが最も興味があるのはどんな演目か、

などなど、質問攻め。







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(こんなLIVEでの議論が行われてすごく勉強になる学会でした。)








「私のクリニックで一番人気があるのは、
 ボトックスでもフィラー(ヒアルロン酸)でもなく
 フォトセラピーとヒートマスク導入である」





スターラックスさん.jpg












ヒートパか.jpg













と伝えると、





かなり意外だったらしく、ちょっと興奮気味に記録している様子。かわいい











どういう演目にしたら日本からの出席が増えるのか、
聞き取ろうという意欲にあふれていました。





そう、実際、今回は日本人の出席者は少なかったのでした。





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(学会会議場の外は医療機器の展示会。全て仮設の展示ブースが延々と続きます。)







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(実際に手にとって商談をしています。)











「来年も来て下さいねるんるん」、との言葉に、返事が詰まる私。





「できれば行きます。台風


と答えて電話を切ってから、








電話の彼女の、パリでの状況に、思い至らなかった自分にハッと気づきました。



学会の直後にこんなテロが発生して、彼女たちの気持ちはいかばかりだったでしょうか。




今のパリは、来年の学会に、世界中からドクターが集まるかどうかも
不安な状況のはず。








その彼女たちを、労わる言葉のひとつも出なかったなあ。
(語学力のせいもありますが・・・ふらふら






来年もパリで彼女たちに会えたらいいな・・・。

そう思いながら、パリの平和を祈ります。












学会会場だった「the Palais des Congres in Paris」


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テロの襲撃場所からは車で10分以上離れています。
パリで一番メインの国際会議場です。














そこから、徒歩でも行くことができる、「ルイヴィトン財団美術館」に
足を伸ばしました。






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FONDATION LOUIS VUITTON






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フランク・ゲーリーFrank Gehryの設計です。






パリ同時多発テロの後は一時休館していましたね。









そしてこの写真は、今回の学会で私が唯一自分のために買ったもの。








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このエッフェル塔柄のマークは
パリ・サンジェルマンというサッカーチームの公式エンブレムなのです。




私はこのチームの、ズラタン・イブラヒモビッチ選手のファン。ハートたち(複数ハート)
かなり悪ぶってるキャラの立った選手として有名です。






これをかぶると、私の中ではちょい悪くてかっこいいイメージなのですが、
知らない人が見たらパリ好きのおのぼりさん向けキャップに見えるかもしれませんね。











追記

電話の彼女より、メール到着。
彼女はユーロメディコムのロンドンにいるようでした。

しばらくメールのやりとりを楽しもうと思います。

posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:27| 海外施設の取材