2019年01月22日

にきびの心のケア



にきびが重症化すると、心まで蝕まれます。




その理由は

にきびの間違ったイメージにあると思います。

「にきびができるのは脂ぎった脂性肌を不潔にしているから」



いまだに、こんな考えの人が多く
人だけでなく、化粧品メーカー、市販薬メーカー、時にはドクターも
この考えを捨て切れません。




その結果、にきび患者さんは
「脂ギトギト」
とか
「不潔」

という印象を持たれがちです。




当院の診察室でも、同行する親御さんや家族が、本人の横で
そうおっしゃるケースもあるほどです。




思春期のお子さんが、上記のような言葉を投げかけられた時
どう感じるでしょう。


自分を恥じ、責め、時には自傷行為のように洗顔するケースもあります。




にきびの原因は一つだけではない複雑な組み合わせですが

その複雑化させている原因に、
「自分を責める行為の中での間違った手入れ」も含まれます。





どこかでこれを読んでいる、苦しんでいるあなたへ、
自分の肌の状態を見極めてくれるドクターと出会うことを
私は祈っています。






写真は昨日のスーパームーン。
(あんまり上手く撮れてないけど)
そう、あなただって、スーパーに輝けますよ。



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posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 14:36| にきび治療

2019年01月07日

ニキビ跡、傷の跡にもスーパーライザーの効果。




ニキビを予防するだけでなく、
ニキビ跡の色素沈着を早く分解できるスーパーライザー。


保険診療で光線療法として保険点数45点で照射ができるのも
昔から学生さんに人気がある理由の一つです。





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皮膚の深層まで届く近赤外線が、
血流を促し、炎症部分に働いて赤みを沈め
創部の治癒を早めることがわかっています。




長年、当院ではニキビ治療の主役を務めてくれている医療機で、
ニキビで受診された方には照射をお勧めすることが多いと思います。



しかしながら昔と違って、
医師ではなく患者さんの方が治療選択の主役であるという時代ですので
私の方が「これをするととても良いのですが」と思っていても
患者さんが拒否されると、それ以上はお勧めしないようにしています。

(実際の現場で「それはしません」と、言われることもあります。)





ご興味がおありの方は、ぜひおたずねください。











posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 16:09| にきび治療

2018年12月01日

中学生、高校生のニキビは、「難治性の疾患」です。放置しないで。








中高生のニキビ患者さんが
親御さんと受診される時のやりとりも色々です。



パターン1
 お子さんが相当気にしているが、
 親御さんはあまり気にされておらず、
 「そんなん思春期の誰でもできるものだから病院なんて大げさだと思うんですよ。放っといたらいいですよね」


パターン2
 本人は全く気にしていないが、
 親御さんが相当気にされていて
 「こんな顔でかわいそうで・・・・どうにかしてあげて!」



パターン3
 ご本人も親御さんも共に心配の温度が一緒だが
 受験があるので、通院ができない、とまず宣言される。
 「本当に忙しいので、今日は来れましたが、今後通院は無理なんです」




(すみません、激しい言葉の連続ですが、本当にこうおっしゃるご家族が多いのです。)




色々なご事情ですから私も診察室では、「そうなんですね。頑張ってみましょうね」と対応します。







しかし、本当はこれらの方々、皆さんに知っていただきたいことは

「ニキビは治療期間のかかる難しい疾患(病気という意味の言葉)である」

という事です。




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maruho べピオゲル 解説書より




どうもこの「難治性の疾患だ」という認識が薄いので
上記のようなご発言も飛び出るのかもしれません。




そして疾患だと知らないために、
エステに行ってみたり、放置したり
1回の受診で治せるだろうと楽観視したり

などという誤解が生じているようです。





現在では、医師しか使えない処方薬で保険診療で
かなりのところまで治せる時代になりました。
しかし、数ヶ月はかかりますし、
その間は症状に合わせて各段階別に処方薬を変える必要があります。




商業広告の力が強いために、このような事実を知らない人が
多いのかもしれません。

「これでニキビが治る」という化粧品や洗顔のCMの声の方が大きいからです。





ぜひ、お近くの皮膚科にかかり、現在の肌の問題点を見てもらい
ふさわしい処方を受けてください。
親御さんもぜひご一緒に受診してください。


(日頃なかなか言えない、)皮膚科医からのお願いでした。














posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:48| にきび治療

2018年10月26日

コメドの原因は、毛穴だけにあるわけではない。




ニキビの発祥の最初は、コメド(面疱)の発症です。


その発生原因の一つに、皮膚表面の硬化があります。





その機序を説明すると


顔の毛穴の奥にある皮脂を出す袋から
毎日皮脂が分泌されることで、皮膚は潤います。



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皆さんの多くは、毛穴の出口部分が詰まるからコメドができると
思っていますが、そんなにピンポイントに毛穴だけが塞がりません。






多くの患者さんの肌を拡大してみて、触ってみて、
コメドの多い人の肌は、毛穴というより、皮膚表面全体が
かなり硬いのです。




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硬い原因は
水分量が少なかったり、
逆に洗いすぎで傷だらけで柔軟性がなかったり

色々な問題をから起こっています。








その硬い肌を、皮脂は通過できずに詰まります。



毛穴3「.gif





よかったら、診察室で、じっくり見せてください。
硬い原因も見つけていきましょう。






診察のご予約は


医療法人社団双樹会
皮膚科 芦屋柿本クリニック http://ashiya-kakimotoclinic.com
住所: 〒659-0025 兵庫県芦屋市浜町3−7
電話: 0797340400
無料駐車場8台あります。お電話でご確認ください。
初診予約サービスサイトもご利用下さい。https://www.489map.com/helios/A5054113/reserve

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posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 14:04| にきび治療

2018年04月19日

10代のニキビ治療は。



10代のニキビ治療の患者さんが、春になると増えます。


進学など、環境が変わる節目に、この際きちんと治療しておこうと思うからかもしれません。




10代のニキビの人が、ついやってしまう自宅でのケアとして
あまり良くないことがあります。


それは「不潔だから」と思い込んでしまうことです。




ニキビの原因は、「汚い菌の繁殖」にあるわけではありません。




誰の肌でも必要な皮脂の分泌、
その分泌がうまくいかない目詰まりが生じ、そこに感染が起こります。





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しかし、目詰まりさせている原因も、汚れではありません。



私の接してきた多くの患者さんの肌は
皮膚表面の水分不足、弾力の低下が原因で、
皮脂の出口が柔軟に開かないために目詰まりが生じています。




そして、その水分不足、弾力低下は、
多くの場合、過剰な洗顔で生じています。





どんな洗顔をしているか、どうしたらいいか、
そのあたりから、10代のニキビ治療はスタートします。







診察のご予約は
名刺用庭写真.jpg
医院日本庭園

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posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:29| にきび治療

2018年03月17日

ニキビの、自分潰しがひどい跡を残す理由。




大きく膿を持ったニキビができてしまった時、
絶対にしないで欲しい事、
それは


「自分で掻き潰す」という行為です。








大きく膿を持ったニキビは、膿疱と言われます。


ニキビ潰し0.gif





一刻も早く無くしたい。
そう焦ると、ついやってしまうのが掻き削る行為。

絶対NGです。



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なぜなら、削られた瘢痕の跡が消滅するのに長い時間がかかるのです。



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跡を残さず綺麗に早く安全に治すには、
医院での滅菌された医療器具を使った圧出がおすすめです。





まず、皮膚を傷つけないように中央の毛穴に穴を開け


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中の膿だけを抽出します。



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この方法だと、素早く炎症が消退します。







しかし、どうしても医院に来る時間がないときは、
掻き削るのではなくて、周囲から押して
毛穴から膿を出してください。




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コツが必要ですが、これですと、炎症の引きは早く、
治り方も綺麗です。











posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:02| にきび治療

2018年01月05日

ニキビにどうしてスーパーライザーなのか。





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スーパーライザーは

「光の中で最も生体深達性の高い波長帯の近赤外線(0.6μm〜1.6μm)を高出力でスポット状に照射できる光線治療器。
生体深達性の高い波長帯だけを光学フィルターで取り出し、光線治療器として理想的な構造をしており半導体レーザーのような単一波長ではなく、幅広い波長帯を有する複合波長であるため、深い患部まで確実に到達し、心地よい温感とともに複数の波長帯に係る生体効果が期待できます。」(メーカー公式サイトより)



ニキビになぜ高い効果を発揮するかというと




ニキビの出発点は「硬い肌」。
皮脂の分泌を柔軟にできないほど肌に柔らかさが足りないことが多いのです。





スーパーライザーは日常では起こらないほど
表皮への血液の還流を強化するので
繰り返し照射することで水分を十分に含んだ柔らかい肌に戻すことができるのです。








十分に水分を含んだ肌を目指すことが、なぜニキビ対策になるかというと





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逆に




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そして、行いがちなお手入れとして







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表面が擦り切れてしまいます。



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このような間違った方向へ向かないように患者さんを導くのも
ニキビ治療では大切なことです。







何よりも
スーパーライザーの照射は1回の保険点数が45点と低く
(3割負担の人で140円)
お財布に優しいながらも、強力な治療です。







関連記事「もう一度見直そう、ニキビのスキンケア。」

「古典的な治療ですが、やはり圧出は有効です。」

「ニキビ肌は硬い肌。その原因と対策は?」





















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 12:34| にきび治療

2017年09月25日

ニキビ治療の、効果を強めるタイミング。




様々な生活習慣や、間違ったお手入れで傷ついた肌。
にきびの原因がそこにあることも
診察室で多く遭遇します。






関連記事「もう一度見直そう、ニキビのスキンケア。」





お手入れの間違いを正し、調子が整って来たら、
次の段階の外用剤に切り替えた方がいい場合もあります。




それまでは。最初の処方の薬をできるだけたっぷり外用してほしいのです。


たっぷり外用して数ヶ月で肌質を保湿できる環境に変えて行くこと。

それがニキビ治療のスタートラインです。


ただ、万が一、肌に合わない場合もあるので、
初診時は1本ずつしか処方しないことも多く、
最初の2〜4週間でそれを使い切った時点で受診してもらい

薬との相性が問題なければ多めに処方するようにしています。


それなので



最初の少量の薬を数ヶ月前に使い切って
その後何も外用せずにいて
「やっぱり治らない」と受診されると、ちょっと残念に思います。

今日までのこの時間にもっと直せる情報提供があったのに、と。




せっかくの治療チャンス、私たちスタッフと共に頑張っていきましょう。







posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 14:28| にきび治療

2017年08月21日

「ニキビ跡を消したい」は「新しいニキビを作らない」ことからスタートします。




本当によく
「ニキビ跡を治したい」


という患者さんが当院に来院されます。




そこで、一つのニキビを時間を追って見て行きましょう。






その1 ニキビのピーク時




膿をもった大きなニキビ


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気が滅入りますね。




その2 膿が出て真っ赤な腫れ







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痛い時期は過ぎましたが、赤くてジクジクして目立ちます。







その3 炎症は鎮まって来ましたが、まだ赤い








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お化粧で隠すことができますが、素顔では目立ちます。









その4 ほぼ肌の色に近づいて来ました。






ニキビ跡4.jpg









この流れのように、単独1個のニキビは何も治療をしなくても、このような経過で消えていきます。





ニキビ跡の消え方新.gif





ここまで、約50日はかかります。
しかし、「ニキビ跡は消えない」というのは誤りで

「単独1個あたりのニキビ跡はちゃんと消えていく」のを
覚えておいてください。








しかし、しかしです!






その治りかけたニキビの横に新しいニキビができてしまっら!



ニキビ跡0.jpg




その新しいニキビ跡が消えるためにはまた50日くらいかかりますし、




さらにその間に他にニキビができてしまったら・・・・・・・・・。





ご本人は、

「ずっと何年もニキビ跡が消えてない」と


思っていても仕方がないですね。








ですが実は


「ニキビ跡を治したい」というのは正確には誤りで

「新しいニキビをできないようにする」ことが大切です。




そうすれば、今あるニキビは全て消えていってくれます。







それを間違えないようにして欲しいのです。
なぜなら、「美白治療」こそ必要だと思い違いをしている患者さんが多いからです。
それはニキビ治療にはならないので、新しいニキビは
またできてしまいます。




ニキビ治療の記事はこちら<クリック>








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posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 11:02| にきび治療

2017年06月30日

「ニキビ肌は硬い肌」への理解。




昨今の当院のニキビ診療は、
「簡潔な説明と目標設定」
を旨としています。




その1   どうして、次々ニキビができているかの説明


その2   解決方法と目標設定




色々な情報を盛り込みすぎず、初診ではそのことだけをお話ししています。





次の再診の時

肌コントロールのすごく上手にできるようになった人は、そのまま励まして


うまくいっていない人には、もう少し踏み込んで原因の説明を



そうして、完治までの扉を1つずつ、クリアしてもらっています。










皆さんは
診察室の話だけではわかりにくかったことを
このサイトでの情報で確認してくださっているようです。





ニキビ治療の情報はこちらをご覧ください。
 http://dr-kakimoto.com/category/4178336-1.html









posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:18| にきび治療