2015年09月07日

ニキビ治療は 新時代に入っています。





この数年、日本のニキビ治療が大きく変わったのをご存知ですか?








ニキビの初期症状である面ぽう(コメド)。





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人の肌の毛穴の奥には皮脂腺という場所があり、
そこから毎日じわじわと皮脂が外に出されているのですが。





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面ぽう(コメド)は、こんな感じ。






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皮脂が外にでられないくて貯留した状態です。













そこに細菌感染が生じると








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大きなニキビができてしまいます。








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このように
ニキビの初期段階は、皮脂のつまりから始まるどんっ(衝撃)のです。










詰まってしまう肌とはどんな肌? と考えた時、









逆に詰まらない肌はどんな肌かというと、



 プリプリと弾力があるぴかぴか(新しい)
 水分を十分に含んだぴかぴか(新しい)
 刺激などで傷だらけでない肌ぴかぴか(新しい)








その逆の状態のお肌が、目詰まりを起こす肌、なのです。ふらふら












数年前からニキビの原因の目詰まりを解消するお薬が
日本でも相次いで発売になりました。








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この出口の目詰まりを取り除こうという薬です。








現在発売されているのは、ディフェリンゲルとベピオゲル。
ベピオゲルには抗菌作用もあります。



どちらも、使うのにコツが必要な薬で、
十分に保湿し、過激な洗顔をしないようにして使用すると
最大限に、良い効果が出ます。









学生さんから成人まで幅広く対応できる治療薬です。
悩んでないで、ご相談くださいね。







ディフェリンゲル
公式サイトはhttp://www.nikibi-hifuka.jp

ベピオゲル
公式サイトはhttp://www.maruho.co.jp/medical/bepio/support/rvcck40000004pro-att/shiyousarerukatahe.pdf








正ぐれ尻尾動画.gif











posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 12:02| にきび治療

2015年05月12日

ニキビ肌は硬い肌。その原因と対策は?



膿んでいない、毛穴のつまりを面疱といいます。



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断面図を見ると、毛穴の奥にある皮脂腺から排出される皮脂が
外に出られなくなって貯留した状態です。

面ぽう断面.jpg









ここにバイ菌が入ると膿をもったニキビへと発展するので

膿疱断面.jpg





面疱はニキビの卵と思っていただくとわかりやすいかも。
面疱がある限り、ニキビはでき続けます。





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さて、なぜ、皮脂が外に出られなくなるのでしょうか。






通常ならば、皮脂は皮膚表面に天然の保湿オイルを与え
輝きのある肌をつくるはずです。



健康な皮膚.jpg






多くの患者さんの肌を、面疱圧出しながら、触って診察していますと
医学書では学べない、色んなことがわかってきました。




まず、たくさん面疱のできている方の皮膚はexclamation「硬い」exclamation×2





目詰まり断面.jpg






面疱圧出をする際にも、皮膚が硬くて、針がすっと刺さりません。
ゴワゴワ、ゴムのような感触で、プリプリ感とは程遠い感じ。







これが治ってくると、
プリプリの弾力と柔らかさを持つ肌に変わるのです。





この辺は、初診の患者さんにいくらお話ししても伝わりません。


「あなた、肌が硬いわ」、

「柔らかくなったら、ニキビも治るのよ」



そうお話ししても、


「はあ??」


という感じ。


確かに、いままでそんな概念で、お肌を考えたことはなかったでしょうね。







硬くなってしまう原因は、私の経験では以下のようになると思います。


1、劇落ち洗顔で皮脂を除去しすぎている。
2、アトピー性皮膚炎などの合併
3、保湿ケアが不十分。




これらを解決するには、
強く洗わない、良質な基礎化粧品で保湿を十分にするなど、
患者さん自身の自覚も大切です。






スーパーライザーは、とてもいい治療です。


近赤外線.jpg




しかし、今までの経験では、重症の方の場合、
週に2〜3度照射しても、2〜3ヶ月はかかっています。













ご多忙な成人に、最も効果的なのは、ヒートマスク導入です。



保湿力ヒート.jpg



ニキビ治療だけでなく、その先の
「あの人の肌、なんて輝いているの!」

というレベルまで肌の状態を引き上げます。







お仕事の第一線で働いている方や、
多方面でのご活躍で、ニキビがあることが仕事に支障をきたし
ストレスになる方。


そういう方に、ヒートマスク導入でのニキビケア、そして美肌維持が、
支持されているように感じます。


ヒートマスク導入の詳細は、こちらをご覧ください。<クリック>


ドリアニメ原本小.gif



硬い肌対策の関連記事  http://dr-kakimoto.com/article/179677839.html






posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:39| にきび治療

2015年05月11日

保険でできる近赤外線照射と面疱圧出によるニキビ治療。



ニキビ治療の患者さんに、保険内でできる施術があります。



1)まず、近赤外線を照射

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照射時間は5分間。
ご自身の一番気になる部分を集中して照射していただきます。

近赤外線には、血液の循環を促して皮膚の弾力を増し、
硬くなった毛穴をほぐす効果と共に、
古いニキビ跡の炎症を消化する働きがあります。






新しいニキビが、もうできない人で、ニキビの痕を消したい人は
上記の近赤外線照射だけでも結構でしょう。





しかし
次々と膿をもったニキビができ続ける人には

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近赤外線照射の後に

2)面疱圧出


をおすすめしています。




針で穴を.jpg




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この圧出は、私が行います。
その時に、お肌の状態がかなり把握できるのです。


たとえば、

もっともっと保湿したほうがいい肌


だとか、


洗顔が強すぎるのではないか、


だとか、


目詰まりがなくなってきたので、ディフェリンは中止すべき時期だとか。






面疱のできる機序は、また次回に。





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posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:26| にきび治療