今回の事務所移転で、古い掲載雑誌が発掘されたように
懐かしいノートも数々出てきました・・・・
その中の1冊
化粧品制作の会社の方々とのミーティングのノートです(アナログ
化粧品の開発にあたっては、まず処方の質を最優先に考えました。ヒアルロン酸をはじめとする美容成分についても、原価より配合内容を重視し、納得のいく処方を追求しました。
(それなので、今でも自信はありますのですよ・・・)
次に、大きな問題になってきたのはパッケージデザインです。
自分で描いてみたイメージスケッチが、このノートに残っていました。
平成11年9月2日の日付印があるので27年前ですね・・・・
無難すぎて、陳腐。全然ダメですね・・
化粧品の品質を表現してくれる、記憶に残る気高いアイコンが、私にはどうしても必要でした。
そして、日本画家の上田由紀子先生に描いていただいたのが
このバラのマークというわけです・・・
このマークは、私とクリニックにとっては代え難いアイコンとして
様々な場面で活躍してくれました・・・・・・
駅の看板でもお馴染みになってくれていたと聞いています・・・・
その上田由紀子先生が、私の閉院よりも先に、本当にお若くして天に召され・・・・
やっと、今日、この話をここで書けました。
とても辛すぎて・・・時間がかかりました・・・・。
悲しみに沈んだ私だったのですが
駅から先生のバラのマークが消えるところをお見せしなくて済んだことが
私にはささやかな救いであります・・・・・
闘病中の先生に最後にお目にかかった時に、
(その時は閉院のことはお伝えしていなかったのですが)
「先生のバラのマークが私を本当に支えてくださいました」
とお話ししましたら
「私も、同じです」
とおしゃってくださいました。
まだまだ私は、このバラと一緒に、化粧品を皆様に届けていこうと思います
このひどいスケッチ画から救い出してくださった
ありし日の由紀子先生を偲びながら・・・・・・