2019年04月11日

描き破りをする前にシュワっと保湿。




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昨日の雨と寒波で、もう桜も見頃を過ぎてきました。





汗ばむ季節には、もう少し時間がかかるようです。
その間は、まだ保湿が必要です。








肌の水分量が少ないと、乾燥している皮膚は粉が吹いたような状態になり、
痒みが生じます。




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その部位がナイロンタオルや、最新の化学繊維下着でこすれると
パラパラとめくれますが、これは垢ではなく
本来、ひっついておかねばならない皮膚です。






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しかし、パリパリ乾燥するときはどうしても痒いので
その時は掻かずに、まず保湿をしてください。







今、当院で一番人気があるのは、泡の保湿剤です。
泡の中にヘパリン類似物質という保湿成分が含まれています。



かさかさに粉が吹いた手に塗ってみます。

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液だれしないので塗りやすく
塗った後は、粉吹き状態も落ち着いています。





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こんな感じです。



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保険での処方薬です。
















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:23| その他のいろんな皮膚科疾患の治療

2019年04月05日

赤ちゃんの保湿は6月まではしっかりと。





これだけ暖かくなると、

「乾燥肌のお手入れはもういらないかなあ」
 
と思いがちですが、もうちょっと頑張ってください。






皮膚が乾燥すると表面の細胞が干からびて反り返ってしまい、
衣服が擦れるだけで湿疹になってしまいます。
(特に化学繊維は痒いです)





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フリー画像









その乾燥は、皮膚表面にある汗孔(かんこう)から
十分な水分(汗)が出る季節までは続くことになります。





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そんな季節が来るまでは、まだまだ外から保湿剤を与えた良いようです。





時々、
「他の医院で、この保湿剤をもらっているのにカサカサなのです。」

と来院される方がおられるので、詳しくお話を伺うと


少量の保湿剤を気がついた時に数日に1回くらい塗っているだけ
というケースが多いことに気がつきます。



全身の汗の代わりに保湿をするというには
ちょっと量も塗る回数も少なすぎるように思います。



当院では1日に3〜5回、保湿剤を十分に塗ることをおすすめしています。




特に昨年秋以降に生まれた赤ちゃんは、まだ一度も本格的に汗腺が
稼働したことがなく、
この夏が初めての発汗となるので、スタートは遅れがちです。


十分に汗腺が発育して稼働するまで、もうしばらくは
保湿のお手入れをしっかりしてあげてください。



















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:47| その他のいろんな皮膚科疾患の治療

2019年04月04日

男性の紫外線による加齢変化とは






紫外線による加齢

 紫外線に当たることを女性は本当に嫌います。
 その恐さを、女性誌や情報誌が長年伝えてきたからなのですが
 男性の場合はそうではないようです。

 長年の日焼けによって生じる問題は以下の通り
 1)深く刻まれたシワ
 2)しみ
 3)老人イボと言われる脂漏性角化症
 4)皮膚癌


 これらの相談に来られる方々の多くは70歳前後。
 その方々が最も日焼けしていたのは20代から30代の頃で、
 数十年を経て、上記のような症状が現れます。


 その頃の紫外線が遺伝子にバグを生じさせるのですが、
 そのバクが症状となって現れるのには数十年かかるのです。


 1〜3に関しては感じ方に個人差もあると思うのですが
 4の皮膚癌は防げるなら防ぐ方がいいのではないでしょうか。
 今、20代〜30代の方々は、
 この世界中で蓄積されてきたデータを
 重く受け止めて、無防備な日焼けには気をつけてほしいなあと思います。


 
 




posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:10| その他のいろんな皮膚科疾患の治療

2019年04月02日

ピアスの初取材は1997年の25ans。



平成のうちに片付けようと、クリニックを大掃除していると
出てきました。懐かしい女性誌が



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1997年のヴァンサンカンです。





この中の「安心の女医さんガイド」というページで
まだ旧姓だった私が紹介されています。







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もう、申し訳ない程、コロコロに太ってますね。
ヘアメイクも平成一桁年代の感じが濃厚です。すみません。


色々思い出してきましたたらーっ(汗)
当時は博士論文の執筆のためにクリニックと大学を往復していて
この本が出た時に、大学院の指導教授に
「口は閉めなさい」と言われたのでしたふらふら







この時は皮膚科の西の代表として取り上げていただきましたが
東の代表の先生のページは加工させていただきました。
また、現在と状況が変わっている部分も削除しております。






この記事で、最も紙面を割いて紹介いただいたのが
ピアスの記事です。
そうなんです。22年前からピアスの診療をしています。



その後も、
ピアスを安全に設置できる医院として何度か取材を受けました。





今年は1月から昨日までに当院でピアスを開孔した人は33名。
昨年(平成30年)は1年間で58名でしたので、
今年はより多くの方が来られるのかもしれません。



今年開孔した方のうち2名が途中に調子が悪くなって受診されましたが
治療により回復しました。
継続が困難になって中止した人はおられません。



ピアスは、昔は家族や周辺の理解が得難い時代が長く続きました。



しかし、「理解が得がたい、許してもらえない」社会となると
街角の医師免許のない施設でピアスを開けてしまう人が
多くなってしまいます。



そこで十分な知識なく開孔してしまい、トラブルになるよりは
治療経験の豊富な医師のもとで開孔する方が望ましいのでは
という思いで、今まで何百人も開孔してきました。


おかげで、あらゆるピアスのトラブルに対応できるように
私も医師としての力をつけました。




ピアスの場所も、どんなスタイルで生活するかによって変わりますので
ご相談に応じています。
安心してご来院ください。












posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 11:07| その他のいろんな皮膚科疾患の治療

2019年03月28日

パッチテストを施行する時、患者さんに必要な準備。




「顔に何をつけても調子が悪い」という患者さんがよく来られます。



その方々は、皮膚科を受診する前に、



「顔の調子が悪いから、化粧品で治せるはず」
「だって、肌を綺麗にできるってCMしてるもの」
「たまたま合わない化粧品会社だっただけで、いいブランド物に巡り合ったら
 この調子の悪い肌は治るはず」



と考えて、
決して諦めることなく化粧品を変え続けていたります。


そして、とうとう
「医師が作った化粧品ならかぶれないだろう」と当院を受診されるのです。










しかし、それらは、間違った考えです。




その方の肌は、長年のお手入れの中で、ある特定の物質たちの感作を受け
それらを繰り返し使用することで症状が重症化していくので
メーカーを変えても、その成分が含まれている限りかぶれ続けます。





そして、そこでもう一つの誤解されていることなので整理しておきますが
正解「防腐剤は、犯人にされがちですが、実は滅多にかぶれません」
 現実に、防腐剤無添加の製品でもかぶれる方は多いのです。





では、その犯人の物質を特定するにはどうしたらいいでしょう。



その方法には2つのルートが考えられます。



ルート1「その物質を特定する」
ルート2「物質の特定はさておいて、使えるものを探す」






ではそれぞれの利点、欠点をお話ししましょう。



ルート1「その物質を特定する」場合

患者さんに準備いただくものは

「調子が悪くなった時期に顔に付着した可能性がある製品の成分一式」



どういうことかと言うと

化粧水のメーカーに連絡して、含まれる成分の一つ一つを個別に包装してもらって輸送してもらい
その1個ずつをパッチテストする。


クリームも、シャンプーも、全て、そのように成分ごとに分けてもらう。



・・・・・実質、無理だということが、お分かりかと思います。









ルート2「物質の特定はさておいて、使えるものを探す」場合


患者さんに準備いただくものは

「調子が悪くなった時期に顔に付着した可能性がある製品全て」






それをこちらで指定したスピッツに入れて持ってきていただき、
一つずつのアレルギーを調べます。






今後使いたいものが安全かどうかもチェックスしますので
出来るだけ多くお持ちください、とはお話ししていますが、
特に洗顔とシャンプーは多めにご用意いただくのが
好ましいです。





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(写真は実際の患者さんがお持ちくださった検査する物質です。
 これ位、きっちりラベルしてくださると調べる方も本当に助かります)





もう、パッチテストが可能なシーズンも終わりに近づいています。
汗ばむと、貼った試料が流れ出るからです。




そうなると、次は11月頃の冷え込む季節まで、
調子が悪い肌とお付き合いしなくてはならないかもしれません。

















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 11:54| その他のいろんな皮膚科疾患の治療

2019年03月25日

下肢静脈瘤と皮膚炎。




膝下に直径5ミリから1センチほどの血管が盛り上がるように浮き上がっていたら


それが「下肢静脈瘤」です。






心臓からドクン、と送り出された血液は足の指先まで届けれらますが





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今度は心臓に戻らねばなりません。





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しかし、重力に逆らって水を高いところにあげるのは大変なことです。





水をマンションの上層階から下に流すのは簡単ですが
逆に上層階に水を上げるには、強力なポンプが必要です。







その役目をしてるのが静脈の中にある弁なのですが
色んな事情で、弁の働きが弱ってきます。



1)加齢
2)運動不足
3)生活習慣病
4)長時間の立ち仕事や座り仕事





弁の働きが弱ると、心臓に返せない血液が下肢に停滞し


痛い
歩行困難
血管が膨れる(静脈瘤)


などの症状が生じ、



そして静脈瘤が重症化すると皮膚にも影響ができて



慢性の鬱滞性皮膚炎や皮膚潰瘍が生じます。





下肢静脈瘤は、心臓血管外科がメインで診察していて
近年は治療技術が格段に進みました。




当院では、下肢の皮膚炎でお越しの方に静脈瘤が生じていないか
確認し、


重症例は心臓血管外科へ紹介しています。




ご心配な方はご相談ください。












posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:30| その他のいろんな皮膚科疾患の治療

2019年03月12日

スギ花粉の顔面、眼周囲皮膚炎、大急増中。





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気の毒なほど、ひどい眼の周りの皮膚炎で
来院される方が急増しています。



この時期、この症状は、まず花粉症です。









関連記事「眼の周りの皮膚炎・湿疹の原因」
http://dr-kakimoto.com/article/181305424.html






大相撲の大阪場所が行われている時期が
毎年、当院近辺では重症化する患者さんが最も多い時期です。








ゴシゴシ掻いて悪化させる前に受診しましょう。





診察の予約はお電話で
電話0797-34-0400












posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 06:40| その他のいろんな皮膚科疾患の治療

2019年03月02日

水いぼが自然治癒する瞬間。


水いぼを治療するには




1中にあるモルスクムボディを摘除するか


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2自然治癒するのを待つか



なのですが、




その自然治癒は、水いぼが気がついたら消えている、と言うことはあまりなくて








一旦、かなり炎症を生じ、真っ赤で痒い症状が出ます。





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あんまり痒いので、引っ掻くと、モルスクムボディも削り出て
その後治ります。




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今現在、どの状態なのか、
わからないことがあったら診察しますので来て下さい。













posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 12:54| その他のいろんな皮膚科疾患の治療

2019年02月23日

パッチテストシーズンも、終盤になってきました。





「化粧水や乳液は、どこのメーカーのものを塗っても痒い。
  何か、推薦していただけませんか?」






そういう患者さんからの質問はとても多いのですが、
当院で推薦する化粧品でもかぶれる方はかぶれるので



そんな時はパッチテストをお勧めします。





ご自身でお使いの
洗顔料、シャンプー、基礎化粧品、などをお持ちいただいて
それでかぶれが生じないかを調べる方法です。






どれほどの品数を調べるかは、ご本人次第なのですが
一度の検査が多いほど情報量も選択肢も増えるので
出来るだけ集めていただくようにお願いしています。








クリーム状のものはチャックのある小袋に
液状のものは試薬用スピッツに入れてお持ちただきます。





中には、こんなにご用意いただける方もおられます。




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これだけお持ちいただくと、お背中全域を使っての検査となりますが、



例えば、10個くらいで検査をして、全部陽性反応だった時は
再度時間を作ってパッチテストをせねばならず



たくさん試して、大丈夫なものを見つけた方が実は合理的です。






そのパッチテストもシーズンが終盤です。
暑くなると汗ばんでできなくなるからです。




ご予約、ご相談は、どうぞお早めに。











posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:57| その他のいろんな皮膚科疾患の治療

2019年02月19日

春が近いのですね。ピアスのご相談が増えています。





寒い雨の1日になりそうですが、
やっぱり春は近いのですね。



昨日帰宅したら、梅が満開で、周囲は香りが立ち込めています。


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日曜に、綿棒を使って受粉作業をしたので、
初夏には梅の実(青梅)が見られることでしょう。
楽しみです。









医院でも、春だなあーと感じさせられるのは
ピアスの設置希望の方の来院が増えること。







私の一番のオススメは毎年ですが、これ





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大人カワイイ女子を目指す方々に人気です。






特に肌の艶が落ちてきている年齢層には、耳元にキラリと
透明感のあるきらめきがあると、グッとお顔が華やぎます。





ピアスはスエーデン製の医療プラスチック製ですので
金属フリーですから、その面も安心です。





ピアスに関する記事、価格はこちらをご覧ください。
http://ashiya-kakimotoclinic.com/pierce/










posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:52| その他のいろんな皮膚科疾患の治療