最近は薬局でステロイド外用剤が手軽に買えるようになりました。
皆さんの利便性が上がって、本当に楽になりましたよね。
その一方で市販薬を使い続けて副作用の発見が遅れる、
という経験が当院でもありました。
ステロイド外用の副作用がどんなものか知っておくと、ご自身で早めに対応できますので
お知らせします。
1)ニキビが増えた
ステロイドの副作用の、易感染性(簡単にバイ菌にかかりやすくなる)のために、毛穴が膿んでいるかも。
2)症状がどんどんひどくなる 同じくステロイドの副作用の、易感染性のために、身体中に水虫菌がついているかも。
3)白抜けしてきた ステロイドの血管収縮作用によって、塗った部分の皮膚の血流が一時的に悪くなる現象かも
4)血管が増えてきた=赤くなってきた ステロイドの副作用の血管増生作用で、毛細血管が太ってきているかも
5)皮膚がへこんできた ステロイドの繊維細胞を萎縮させる働きで皮膚が萎縮しているかも
posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:13|
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