2019年06月07日

進化した診察室。




今回のクリニックの内装で、私が一番大事にしたのは診察室の機能性です。

以前の浜町の医院は、広いのですが、
いろんな部屋にいろんな機能が分散されていていました。

そのため
・どこに何をおいてあるかわかりにくい
・各部屋ごとに同じ設備を複数用意しなくてはならない
 (例えば処置台やパンフレット置き場など)
・院長の私の移動で、使っていない部屋も出る



など、機能面で課題がありました。



この春日町の医院ではそれを全部解消できたと思います。




診察室全体像、患者さんが入ってくる扉からのパノラマ写真です。
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左端が私の診察机
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手前に見える左側の机には、
顔のイボなどの小さな疾患も見逃さないように照明が入っています。
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そしてその裏側には
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上から
カメラ、
写真プリンター
肌の水分量測定器
A4プリンター

など、電源の必要な機器が内蔵されています。
キャスター付きなので動かせます。








もう一つの小机もキャスター付きで
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中には処置に必要な医療器具が内蔵されています。
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診察机の上はさらに機能的で
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セラビームはアトピー性皮膚炎や掌蹠膿疱症などに
私が照射できるようになりました。
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病変部を観察できるカメラはその隣
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右には真菌検査に欠かせない顕微鏡があり
水虫菌を探すのも容易です。
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膝元には各疾患の説明のためのパンフレットがあり
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アレルギーや血液検査の説明をするのを助けてくれます。
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また、診察椅子の背中に昇降ベッドがあるので
足の爪や水虫の診察には便利です。
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そして、歯科用のリクライニング椅子は、
顔の腫瘍を近距離から診察したり、ニキビを圧出するのに
用いています。
靴を脱がずに診察が容易になりました。
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このように、過去私が働いてきた職場の中で
最高の、理想の診療環境が整いました。
長年の夢が叶った思いです。





診察のご予約は

電話: 0797340400

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電話予約.gif


兵庫県芦屋市春日町24-8ゲマインシャフト芦屋202号室
Googleマップはこちら

東隣のダイエー東芦屋店の駐車場をご利用ください。



































posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:51| その他のいろんな皮膚科疾患の治療

2019年06月04日

顔の調子が悪い時、どうしますか?


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受付の写真です。








顔の肌の調子が悪い時、
女性ならまずネット検索します。


そこで一番多い情報は

「皮膚科なんか行くと、ステロイド出されるだけ」


だそうですね。(悲しい)




3つの点から、
顔の診察に慣れた医師への受診は意義があります。



その1
重症度の見極め



目も開かないような腫れ上がり方の患者さんから
カサつく乾燥肌の方まで各段階の患者さんを見極めています。
その症状により、薬は変わります。
私の医院では、
軽症のうちに来院された方は、ステロイドなしで
保湿剤や非ステロイド外用剤で治療します。

特に赤ちゃんは化粧などの刺激のない生活ですので、だいたいそれで治ります。




その2
日常習慣が大丈夫かの見極め



すごく重症の皮膚炎なのに、
しっかりメイクを中止できない社会的立場の方もおられます。
メイクをしなくてもいい週末に集中治療して
週明けにはメイクが可能になるように調整します。





その3
原因を探り、再発を予防する



皮膚科医しかできない重要なことです。
花粉やカビやダニが原因ではないか、血液検査を
施行します。
結果によっては、苦手な花粉の飛来する時期の前から
予防の内服薬を処方することで対策をとります。

また、化粧品やシャンプーなどのかぶれも
よく皮膚科で発見する原因です。

残念ながら、よく化粧品の裏に記載されている
「パッチテスト済み」の表記は、
患者さん自身でない、誰か他の人が行なった検査です。

皮膚科医がいう「パッチテスト」は
プロトコールが定められた厳格な検査で
患者さん自身の肌とのアレルギーを調べます。






以上が、私たちが行なっている
「顔の調子が悪い患者さんに行うこと」です。
上記は全て保険診療ですので、
日本中で国で定められた同じ点数(料金)です。






敷居を高く感じずに、早めの受診をお勧めいたします。





診察のご予約は

電話: 0797340400

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兵庫県芦屋市春日町24-8ゲマインシャフト芦屋202号室
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2019年05月23日

多汗、まずはアルミ水を。



汗にまつわる疾患は季節の関わりと共に3種類に分別できます。



1)汗をかかない時期だからの疾患

   肌の保湿力が落ちるので、肌が乾燥することから引き起こされる疾患

   老人性乾皮症
   乳幼児乾皮症
   皮脂欠乏性皮膚炎
   アトピー性皮膚炎なども、この時期、汗が少ないことで増悪しがち




2)長らく汗をかかなかった季節を経て汗が出始める時期の疾患


   何ヶ月も閉じていた汗の管(汗管)を急激な体温上昇で大量の汗が無理に通過するときに炎症が生じる疾患

   異汗性皮膚炎(汗泡)



3)汗が出る季節の疾患

   大量の汗が汗管を通過する刺激から引き起こされる疾患

   汗疹(あせも)


  大量の汗が、生活に支障をきたす疾患

   多汗症





これらの疾患のうち、これからの季節に一番相談が多いのは
多汗症です。


塩化アルミニウムの水溶液は、
報告では7割以上の方に有効とされており、
簡便な方法ですので、広く普及しています。


当院では2000円(税別)で処方しています。



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ご相談ください。





診察のご予約は

電話: 0797340400

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兵庫県芦屋市春日町24-8ゲマインシャフト芦屋202号室
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東隣がダイエー東芦屋店に面しています。お車での来院は、
有料コインパーキングをご利用ください。

















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2019年03月25日

下肢静脈瘤と皮膚炎。




膝下に直径5ミリから1センチほどの血管が盛り上がるように浮き上がっていたら


それが「下肢静脈瘤」です。






心臓からドクン、と送り出された血液は足の指先まで届けれらますが





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今度は心臓に戻らねばなりません。





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しかし、重力に逆らって水を高いところにあげるのは大変なことです。





水をマンションの上層階から下に流すのは簡単ですが
逆に上層階に水を上げるには、強力なポンプが必要です。







その役目をしてるのが静脈の中にある弁なのですが
色んな事情で、弁の働きが弱ってきます。



1)加齢
2)運動不足
3)生活習慣病
4)長時間の立ち仕事や座り仕事





弁の働きが弱ると、心臓に返せない血液が下肢に停滞し


痛い
歩行困難
血管が膨れる(静脈瘤)


などの症状が生じ、



そして静脈瘤が重症化すると皮膚にも影響ができて



慢性の鬱滞性皮膚炎や皮膚潰瘍が生じます。





下肢静脈瘤は、心臓血管外科がメインで診察していて
近年は治療技術が格段に進みました。




当院では、下肢の皮膚炎でお越しの方に静脈瘤が生じていないか
確認し、


重症例は心臓血管外科へ紹介しています。




ご心配な方はご相談ください。












posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:30| その他のいろんな皮膚科疾患の治療

2019年03月02日

水いぼが自然治癒する瞬間。


水いぼを治療するには




1中にあるモルスクムボディを摘除するか


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2自然治癒するのを待つか



なのですが、




その自然治癒は、水いぼが気がついたら消えている、と言うことはあまりなくて








一旦、かなり炎症を生じ、真っ赤で痒い症状が出ます。





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あんまり痒いので、引っ掻くと、モルスクムボディも削り出て
その後治ります。




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今現在、どの状態なのか、
わからないことがあったら診察しますので来て下さい。













posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 12:54| その他のいろんな皮膚科疾患の治療

2018年12月10日

手荒れが冬にひどくなる理由




急に冷え込みましたね。
今月に入り、手荒れの患者さんが増えてきました。


手荒れ、というのは一般名で
実際には以下の疾患の総称です。




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1から3は寒い時期には血行が悪くなり乾燥するので症状が増悪します。

また、45は、血行の歩い時期は治す力も落ちるので症状が長引きます。



どれが原因かで治療も対策もちょっとずつ違うのですが、

刺激物を直接触らないこと
外出時には手袋などで保温すること

が大切です。



治療は、保湿が中心ですが、
保護のためのテープ、手袋など、日常のご提案もしていますので
安心してご相談ください。






posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 15:27| その他のいろんな皮膚科疾患の治療

2018年11月26日

しもやけが熟した柿の実のようにジクジクしたら要注意。





寒さが厳しくなってくると、しもやけのシーズンです。
屋外での仕事の方には、本当に厳しい季節となりました。



今年1月は、記録的な寒波のせいで、
例年以上に重症のしもやけの患者さんが多く受診されました。


その多くの患者さんが、
昨年今頃から症状が徐々にひどくなってきたとのことでしたので


そろそろ十分な保湿と
湯船の中での血行を良くするマッサージを
始めていただくと良いでしょう。





それでも進行してしまったしもやけの場合は


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指が熟した柿の実のようにジクジクするのですが



治療はヤケドと同じになります。
早めの受診をお勧めします。








posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 11:21| その他のいろんな皮膚科疾患の治療

2018年11月10日

秋の枯れ草掃除、マダニに注意です。



お庭の広い方々にとっては、
夏草が枯れてくる晩秋は庭掃除に最適のシーズンです。





しかし、マダニはそんなあなたに取り付いて血を吸おうと狙っています。




マダニ






マダニは一瞬人を咬むだけでなく、
自分の頭を人の皮膚に潜り込ませて、1週間ほど吸血し続けます。


血液を十分に吸ったマダニはパンパンに大きな体になり
人の皮膚から脱落します。





その脱落まで待てずに無理に引きちぎると
頭が残存し、化膿したりマダニの体液を逆流させることになります。





それなので、医療機関では局所麻酔して、周囲の皮膚ごと頭を抜きます。






さらにマダニが病原体を持っていた時は、
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
発症することがあり、それによって人も命の危険に
晒されますから、抗生剤を内服し、慎重に経過を追います。






関連記事「マダニは自分で引きちぎらないで皮膚科へ。」






本当に怖いマダニ。
まずは刺されないことが重要ですので、枯れ草伐採作業時も、
くれぐれも服装に注意しましょう。




マダニ












posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:07| その他のいろんな皮膚科疾患の治療

2018年10月06日

お子さんの虫刺されの掻破痕、今年のうちに治しましょう。




お子さんの真夏の虫刺され


子供虫刺され




もう何ヶ月前に刺されたものでも、
お子さんがポリポリ足を掻いていたら、よく観察してあげてください。


治らないまま、だんだん黒ずんでシコリができていませんか?




結節性痒疹



もうただの虫刺されではなくなっています。
結節性痒疹という一段悪化した別の疾患になってしまっているのです。




こうなると、時間とともに治ったりはしません。
年を越して次の夏までずっと痒くて、
描き破っていると、身体中にかゆみが広がることもあります。





市販の虫刺されの薬、では治療も不可能です。
かといって、皮膚科でステロイドをもらって塗るだけでは
治らないことも多く、ODT(軟膏の密閉療法)が必要なことが
多いです。




今年の虫刺されは今年のうちに。
この記事を読んだら、お子さんの虫刺されの痕がちゃんと消えているか
確認してみてくださいね。








posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 08:36| その他のいろんな皮膚科疾患の治療

2018年10月05日

台風の接近に伴う、蕁麻疹の予防をお忘れなく。



毎週のように日本を襲う台風台風


今週末にも、台風25号が接近中です。



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敏感な方には、気圧の低下に伴う耳鳴りや耳痛、そして頭痛がおきますが
皮膚科領域でも、蕁麻疹の患者さんが急増します。




台風の備えとして、抗ヒスタミン剤の予防的な内服をお勧めします。


被害が少なく過ぎ去って欲しいものですね。








posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:21| その他のいろんな皮膚科疾患の治療