2021年12月16日

巻き爪の治療(不良肉芽のある時)




前回の、先天的に大きな指のお子さん方とは別に
靴圧などで不良肉芽が進行してくる人もおられます。

こちらは中高年に多い症状です。


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爪幅が大きいわけではないのですが、巻きが強すぎて炎症が慢性化している時に
よくこうなります。



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ワイヤーを入れたくても不良肉芽が邪魔をしているので



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麻酔をしてからサージトロンという機械で不良肉芽を焼灼して除去し、








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その後にワイヤーを入れます。



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ワイヤーの説明をすると、「ものすごく痛そう」と思われる方が多いのですが
施術された患者さんに伺うと「その日から痛みが楽になった」と言われ、
装着中の2ヶ月も、「つけているのを忘れるほど快適」だそうで

ワイヤーをはずす頃には治療前の食い込み痛をすっかり忘れておられる方も多いようです。





posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:47| 足・爪・靴に関する疾患

2021年12月15日

巻き爪の治療(重症の時)



ワイヤーを入れることもできない重症例は

親指の大きさがレギュラーサイズより大きめな人で
爪の幅も飛び抜けて大きい人

で発症します。

これは先天的な形状なので、比較的若年層で発症し、多くの患者さんが10代です。




爪の横側に赤い肉が腫れあがっています。
不良肉芽、というもので炎症が繰り返されると反応性に出現する、よくない現象です。



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爪の横側は見えないのですが、鉤で引いてみると




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巨大な爪が隠されていたことがわかります。





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黒射線部分が、赤い不良肉芽の下に隠されていた爪です。



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この問題を解決するには、
この射線部分の爪が大きすぎて必要ない余剰部分だ、という判断をします。




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そこでその部分だけ、麻酔をした上で抜爪します。


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それだけでは、次にまた同じ爪が生えてくるので
爪の新生を止めるためにサージトロンという機械で熱を加え爪母を焼灼します。




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2ヶ月くらいすると、爪の幅が細く整います。



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10代の方を中心に保険診療で多く取り扱っていますので、ご相談ください。















posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 12:08| 足・爪・靴に関する疾患

2021年12月11日

巻き爪の治療(やや重症の時)





テープが差し込めないほど巻きが強い時は、巻きを直すワイヤーを装着します。





巻いている爪に、釣り針のような返しがついたワイヤーを入れ


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引っ掛けます。

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反対側にも装着し


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2本をきつく結えて固定します。



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過去多くの方に施術してきましたが、効果は抜群です。
設置の日から痛みが解消され、快適だとおっしゃいます。

当院では1ヶ月後に1度受診いただいて伸びた爪を切り
2ヶ月後に外すようにしています。

入浴も歩行も構いませんが、激しいスポーツは無理だと思います。









posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:15| 足・爪・靴に関する疾患

2021年12月10日

巻き爪の治療(軽症の時)



巻き爪は、横からの圧力で生じます。
きつい靴、クセのある歩き方、などが原因となります。



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進行すると爪横の皮膚が赤く腫れて盛り上がってきます。




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軽症の場合


巻きがそれほど進行していない、軽い食い込みの段階の時は食い込んでいる爪の下にやや硬いテープを差し込みます。

当院ではニチバンの布絆創膏を使用しています。


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これを食い込み部分を浮かせるように深く差し込みます。



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外れたら差し込んでを繰り返します。



最初の数日は差し込むのに苦労しますが、徐々に爪が浮上してくるので
入れやすくなります。

1週間ほど差し込みを続けたら、ほぼ食い込みは解除できます。









posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 17:37| 足・爪・靴に関する疾患

2021年11月06日

ウオノメを処理して、爪を切るのは、お任せください。



50歳以上になると、足に問題を抱える人が急増します。


例えば、足の裏の痛いウオノメ


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そして爪の問題。

食い込む人や、分厚くなる人。

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当院には、1〜2ヶ月に一度の割合で
こちらでウオノメを処理したり爪を切ったりする患者さんが何人もお越しになっています。

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保険で診療可能ですので、ご相談ください。





posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 09:24| 足・爪・靴に関する疾患

2021年10月07日

足爪の疾患について、ホームページもリニューアル中です。

当院では以下の様な爪の疾患に対しての治療を行っています。
ご相談ください。

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posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 18:13| 足・爪・靴に関する疾患

2020年11月16日

巻き爪を治療するのは、お近くの皮膚科へ




爪のトラブルを解決するには
「整形外科?」
「皮膚科?」
「形成外科?」


基本的に、全部正解なのですが、
やはりそれぞれのドクターに専門もあります。

当院は巻き爪、陥入爪の治療経験も多く、
治療方法も多種あり、ご本人の希望をお聞きしながら治療します。



多くの患者さんは女性です。



巻き爪 



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靴の見直しも治療の一環となります。







posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 17:46| 足・爪・靴に関する疾患

2020年03月30日

巻き爪、陥入爪の爪を切る施術も行なっています。ワイヤー処置も。


爪の痛みがあるために歩行が困難で、血が滲むような状況の方も
従来通り、爪を切る施術を行なっております。

分厚くなった爪、くい込んだ爪を、治療が必要なら施術し、
そうでなければ悪化しないように切る、という施術を行なっています。




時にはワイヤーでの矯正が必要な方もおられ、爪を切る時に症状を見極めて行なっています。


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ワイヤー処置の詳細はこの記事をお読みください。
巻き爪へのワイヤー処置。






posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 08:58| 足・爪・靴に関する疾患

2020年01月23日

きつい靴は痛いだけでなく関節を砕き変型させることを知ってほしい。靴と爪に関する説明ブック作成しました。外来でお目にかけます。


フリー画像を使って、外反母趾の仕組みを図解で説明できるブックを作りました。
ネット上では公開できませんので、患者さんの説明に使用します。

こんな図など、です。
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「足が痛い」と当院に来られる方の多くは、お立場上、先細のヒール生活をやめることができない状況の方が多いようです。
しかし実は痛いだけでなく、関節が砕かれ変型している事も、少しでもご理解が深まるといいなあと思います。










posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 10:13| 足・爪・靴に関する疾患

2019年09月28日

足指の間のジクジクは、何が原因かを推察することから。



足の指の間が腫れ上がり、浸出液で靴下がぐっしょり濡れて
来院する方は、毎週のようにおられます。


この場合、いくつかの疾患が考えられます。


1)水虫の悪化
2)水虫に、別の化膿菌が感染したもの
3)なんらかのかぶれ(多くは水虫薬)
4)過剰な洗浄で皮膚を痛めた



まずは真菌検査を行って、
水虫菌がいるかどうかを見て、
そこからは患者さん本人から事情を聴取し、
原因を推測し治療方針を決めます。





治療方針は、

1)水虫の悪化
水虫薬を塗っていたかどうかでも判断が変わります。
塗っていたのであれば、その外用薬が効いておらず、
しかも、もしかしたらその薬で悪化したかもしれないとも
考えられるので、別の系統の薬を処方します。

2)水虫に、別の化膿菌が感染したもの
水虫薬ではなく、化膿菌の対策の抗生物質の内服も
必要になります。

3)なんらかのかぶれ(多くは水虫薬)
通常、水虫の時には使わない、ステロイドの外用剤を使います。

4)過剰な洗浄で皮膚を痛めた
状況は、外傷(けが)と同じなので、
けがの治療を要します。




診療歴が来年30年となる私ですが、
上記の分類をして治療をしても
時には途中で治療方針を変更しないといけない時もあります。



案外、難しい疾患です。






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フリー画像です。







posted by 皮膚科芦屋柿本クリニック at 08:47| 足・爪・靴に関する疾患
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